バンコクやアユタヤで犬(猫)に噛まれた場合、暴露後予防と病院のワクチン料金比較

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バンコクやアユタヤで、犬や猫に噛まれた場合、狂犬病を発症させない為に、暴露後予防(PEP)が必要です。感染症を発症させないよう病院でワクチンを接種する必要があります。
日本とタイ、ローカル病院の費用帯の目安を記載いたします。

 

 

1.狂犬病について。狂犬病を持っている比率とは

犬における狂犬病ウイルス保有についてタイ赤十字が中心になって調査が行われているが,
それによると1994年から1999年の間に検査対象となった犬の平均39%がウイルス陽性である。

また,その多くは1年以下の幼犬

2001年の保健省患者年報でも,検査対象となった犬のおよそ32%は狂犬病ウイルス陽性

地方によっては検査例の半数以上に及ぶ

参照:http://nichiju.lin.gr.jp/mag/05905/06_6a.htm

 

噛まれた場合、たとえ飼い犬であってもワクチン接種証明がないかぎり病院で速やかに処置が必要である。

 

 

2.狂犬病を持っている動物(*重要)

アジアやアフリカでは野犬

ヨーロッパではキツネ、タヌキ

北米・中南米ではキツネ、スカンク、アライグマ、コヨーテ、吸血コウモリなど

海棲ほ乳類のアザラシ

宿主域(全ての温血動物(ほ乳類)が感染する)ネコ(猫)、ハムスター等のペット動物、ウシ、ブタ等の家畜動物、キツネ、オオカミ等の野生肉食獣、その他全ての温血動物が感染して発病する。

 

ヒト-ヒト直接感染はみられないが、動物ー動物間の感染はある為、

野生動物ー飼い犬や飼い猫 の接触があり、知らずに感染していて、飼い犬・飼い猫からヒトへ感染してしまうケースもある為、ペットの飼育にあたり、他の動物との接触はくれぐれも注意しなければ、ならない。

 

 

3. 発症したら100%死亡・狂犬病になるケース

狂犬病は狂犬病ウイルスによる感染症で、感染した哺乳類にかまれたり、傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで感染する。
発病後の有効な治療法はなく、ほぼ100%死亡する。

発症するのは感染した哺乳類に咬まれた人の約30%-60%

伏期間は個人差が大きく、ほんの数日で発症する人もいれば、数年後にほとんど自覚症状もない状態から発症するケースもある。

 

 

 

4. もし噛まれたら(バンコク・アユタヤ)の病院一覧

タイ国内では72時間、3日以内の接種を推奨されているが、処置は早ければ早いほうが良い。

 

バンコクの病院一覧(4箇所)

バンコクの病院・日系クリニック一覧はこちらの記事にまとめているが、

(2020年5月23日時点)Google検索で狂犬病について調べていたところ主に検索にHITした病院を 3つ(DYMは支店もあり2つ)記載する

・DYMクリニック(Sukhumvit33/1とSukhumvit49)

【DYM Sukhumvit33/1】プロンポン

【DYM Sukhumvit49】トンロー(プロンポン)

 

・ブレイズクリニック アソーク

 

・スクンビット病院ク エカマイ

 

 

アユタヤの病院一覧(2箇所)

プラナコーン シーアユタヤ病院( Phra Nakhon Si Ayutthaya Hospital )

 

ラーチャターニー病院( Rajthanee Hospital Public Company Limited )

 

 

5. 暴露後予防(PEP)とは

PEPとは、曝露後予防(post exposure prophylaxis)の略語

曝露後予防(ばくろごよぼう、英:post exposure prophylaxis,PEP)とは、

針刺しや性交渉といったHIVの潜在的感染が考えられる行為の後に、HIV感染の可能性を減らすために行う、短期間の抗レトロウイルス治療である

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%9D%E9%9C%B2%E5%BE%8C%E4%BA%88%E9%98%B2

 

狂犬病と暴露後予防について

狂犬病において曝露後予防措置とは、1)石鹸と流水による傷口の十分な洗浄、2)曝露後ワクチン接種、3)咬傷部位への抗狂犬病ウイルス免疫グロブリンの投与の3種からなる。いずれも迅速(24時間以内)に開始する必要がある。

曝露後ワクチン接種を行った者での発症例がみられているが、それらの例のほとんどは開始が遅れたか、免疫グロブリンを投与しなかったか、あるいは投与しても咬傷部位に投与しなかった(筋肉内投与のみ)などの問題がみられている5,6)。逆に言うと、曝露後予防措置を完ぺきに行った場合の効果は非常に高いといえる

参照:http://idsc.nih.go.jp/iasr/28/325/dj325a.html

 

 

6. 病院のワクチン料金比較

狂犬病 ワクチン 費用・料金などと検索して、HITしたサイト(ブログ)の金額を集めてみました。

料金 回数
日本の病院(予防ワクチン) 14333円/回。【3回だと43000円?(13000thb?)】 3回
日系クリニックA(予防ワクチン) 800-900thb(2回セットで1600thb) 2回
日系クリニックB(予防ワクチン) 635B×3回、初回のみ診察料別途950B 3回
タイの地方病院(予防ワクチン) 初回20thb, ワクチン400thb ×3回 3回
タイの大手病院A(予防ワクチン) 2,463バーツ(3回分)と初回のみ500thb 3回
タイの大手病院B(暴露後予防) 2,999.59 バーツ/回(5回必要)⇒ 総額15000thb?? 5回

 

 

6. 狂犬病の適応保険について

ワクチンの接種に関しては、ほとんどの場合、保険が適応されないみたいです。(事前に保険会社に確認必須です)

 

もっと狂犬病について知りたい方は是非こちらの記事も確認ください。

タイの狂犬病感染と歴史、予防策7つまとめ。ワクチン予防接種注射の重要性

 

ปวดแสบปวดร้อนที่แผลที่โดนกัด

プアット セェープ プアット ローン ティー プレェー ティー ドーン ガット

噛まれた怪我燃えるような痛みがあります。

”狂犬病に関する”タイ語音声と動画コチラ

 

คลื่นไส้แล้วก็อาเจียนมา 2 วันแล้วค่ะ

 クルーンサイ レェーウゴー アージアン マー 2 ワン レェーウ カ

2日間吐き気がして吐いています。

”病院でお医者さんに症状を伝える際”のタイ語音声と動画コチラ

 

 

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