タイの大気汚染がかなりヤバイ![対処法まとめ]
2019年になってからタイの大気汚染は過去最悪となっています。
薄暗い空の街ではマスクをする人の姿が目立ち、至る所で政府の散水車が水撒きしているのを目にします
今回はタイの大気汚染の原因と対処法について解説いたします。
もし体調に不安がある方は病院にて健康診断を受けてもいいかもしれません。
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<目次>
①大気汚染の原因物質「PM2.5」とは
②タイでPM2.5が発生している原因とは
③タイの中でも大気汚染がひどい地域はどこなのか
④大気汚染の対処法
-大気汚染の情報を確認する
-炭を活用する
-空気清浄機を使う
-こまめにシャワーを浴びる
⑤まとめ
①大気汚染の原因物質「PM2.5」とは
大気汚染の主な原因物質はPM2.5と言われています。
日本でも大気汚染のニュースで耳にすることが多いPM2.5が一体何なのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
PM2.5とは、2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の粒子状物質です。花粉より小さく、単一の化学物質ではなく、炭素、硝酸塩、硫酸塩、金属など様々な物質の混合物となっています。
人体に入ると喘息や気管支炎などを引き起こす原因になると言われています。
②タイでPM2.5が発生している原因とは
タイでPM2.5が発生している主な原因は車の排気ガスと野焼き、高層ビルの建築ラッシュによる粉塵などだと言われています。
急速な経済発展に伴ってタイでは大量のPM2.5が発生しています。
さらに季節が乾期になり雨が全然降らない為、過去最悪の大気汚染となったようです。
それに対し政府は散水車などで水撒きを行なっていますが、「速度の遅い散水車が渋滞をさらに悪化させる」「水捌けの悪いタイのアスファルトに水を巻いて洪水を発生させる」「野焼きをする農家の取り締まりを全然行なっていない」など政府の対応を批判するタイ人の声をよく耳にします。
③タイの中でも大気汚染がひどい地域はどこなのか
大気汚染が少ないところに逃れようとタイでどこの大気汚染がひどいのか調べて見たところ、興味深いことを発見しました。
大気汚染というと大都市やその周辺の工業地帯が集中していると思いがちですが、大気汚染のマップによるとバンコクなどの都市部より、郊外の方が大気汚染が目立ちます。
田舎では野焼きが多く行われている為、田舎も大気汚染がひどいのだと思います。
また風の流れ等あるのでしょうが、海上や海沿いが比較的大気汚染が酷くないように感じました。
タイ国内でどうしても大気汚染から逃れたい方は海のリゾート地が充実したタイ南部に行かれてはどうでしょうか。
④大気汚染の対処法
大気汚染がひどくてもお仕事をされてる方は大気汚染の少ない場所に避難することは難しいと思います。
大気汚染のひどい場所でも身体を守れる方法についてご紹介いたします。
マスクを着用する
大気汚染で最もオーソドックスな対処法はマスクだと思います。セブンイレブンなどコンビニで簡単に入手できます。
購入の際に注意していただきたいのはPM2.5対応マスクか否かです。PM2.5は非常に細かい粒子のため普通のマスクでは繊維をすり抜けて吸入してしまいます。
セブンイレブンに売っているPM2.5対応マスクは分かりやすい場所にPM2.5と書いてあるのでタイ語が読めない方でも簡単に見つけられます。
大気汚染の情報を確認する
大気汚染の情報を確認して、ひどい日は外出を控えるのも良い方法です。AirVisualというアプリは簡単に大気汚染状況を確認できる為おすすめです。
AirVisual 大気汚染|空気の品質モニタリングと予報
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このように都市ごとに大気汚染度を見たり、マップで大気汚染のひどい地域を探したりできます。タイにお住まいの方にはぜひダウンロードしていただきたいアプリです。
炭を活用する
炭の粒子吸着力は非常に強いです。部屋に炭を置くと部屋に入ってきたPM2.5を吸着してくれます。
炭は粒子を勝手に吸着する為、電気代などランニングコストがかからなく、炭自体の値段も安くコストパフォーマンスが良いです。
また天然素材のため小さい子供やペットにも安心です。マスクに入れたり空気清浄機につけたり他の対策方法と併用するとさらに効果を発揮します。
特におすすめな炭はYAMASEN炭です。詳しくはこちらの記事をどうぞ
空気清浄機を使う
タイではエアコンを常用することが多いので、どんなに戸締りをしても、エアコンの配管から外気と一緒にPM2.5が入ってきます。
部屋の中に入ってきたPM2.5を徹底的に除去したい方は空気清浄機を使いましょう。
値段は張りますが日本製の空気清浄機は非常に強力です。PM2.5に対応した空気清浄機とそうでないものがあるので、購入前にしっかりと確認しましょう。炭と併用するとさらに効果を発揮します。
こまめにシャワーを浴びる
大気汚染がひどい日に外を歩くと肌がPM2.5で黒くなります。PM2.5は肌にも有害な為、私も大気汚染がひどい時にはニキビが酷くなります。
暑い国である為かタイ人は外に出るたびにシャワーを浴びて居ます。友人は1日3回もシャワーを浴びて居ます。
タイ人のように外に出るたびにシャワーをするとPM2.5による肌荒れを防げると思います。
⑤まとめ
タイの大気汚染は6月頃の雨季に入るまで続くと思われます。
アプリで大気汚染情報を確認して不要な外出を控えて、止むを得ず外出する場合はPM2.5対応のマスクをして、家ではシャワーをこまめに浴びたり、炭や空気清浄機を活用して大気汚染から身を守ってみてください。
それでも心配なときは病院の健康診断へ。ビザ取得に必要なこともあり、バンコクでは気軽に健康診断を受けることが出来、日本語対応OKの病院がたくさんあります。