タイで物流会社HPS Tradeを起業。飯野慎哉さんから若者へのアドバイス!
サワディーカー!
LABタイ語学校です!
今回は、HPS Trade CO.,Ltdの代表取締役の飯野さんにインタビューさせていただきました!
前編ははこちら!
↓記事と一緒にこちらの動画も是非ご確認ください♪
動画でHPS Tradeについて学べます!
【HPS Trade 会社案内】タイの日系フォワーダー による圧倒的な海上輸送の強み。重量貨物の輸送、食品の輸入通関やFDA登録。危険品・冷蔵倉庫などのご提案。タイグループの強みを活かした物流会社。
数々の副業、海外起業をされた飯野さんに聞く ②若者へのアドバイス
*こちらのページに記載の情報は2020年1月現在のものです。変更される可能性があります。
〈目次〉
商社、現地採用を経て海外起業。飯野慎哉さんの考えるキャリア形成とは?(前編)
1. 事業内容 「ローカルに根ざした物流と新規事業について」
2. 副業について 「飯野さんが考える副業と若者の在り方」
3. タイで行うビジネスの難しさ
数々の副業、海外起業をされた飯野さんに聞く ②若者へのアドバイス
4. 若者へのアドバイス
飯野さんはアポイントがあれば、若者と話をし、自身の経験とアドバイスを伝えられているそう。
最近の若者に多い悩みを、インタビュアーが若者の一員としてお聞きしました。
やりたいことを見つけるにはどうしたら良いですか?
私に会いに来てくれる学生の中にもそういう方は本当に多いですね。大体そういう方は好きなこともあまり無いという人が多いです。
「個人の時代」や「好きなことを仕事にする」が叫ばれて、必至に「何者か」になろう焦っている学生も少なくないと思います。
ただ、別に無理にやりたいことを探す必要はないし、「何者か」になろうとはしなくてもいいと思います。
そうですね…例えば、憧れの人や好きな人とかいますか?
…有名な経営者に何名か憧れている人がいます。
その憧れている人を応援するとか、その人に雇ってもらって働くというのはどうですか?
後は、目の前の仕事を一生懸命やりましょう。
先程の本業と副業の話にも通じる話ですが、目の前のことを凄く一生懸命にやったら何か見えてきます。
経営者の立場から言えば、経営者は常に必至に頑張る人間は目に留まるし、もっと機会も与えたくなると思います。
そうしたら、その人からいろいろ教えてもらえるし、自分のやりたいことが見つかる可能性が高くなりますね。
飯野さんの、「副業」や「働き方」に関するお話に興味がある方にはこちらの記事がおすすめです。
何者かになる必要はあるのか?個人の時代に必要な仕事スキルと働き方について考えてみた。| 【ベッカク】タイで起業した社長のブログ
海外経験を積んだ学生の中でも、人気な業界が商社だと感じています。
飯野さんが思う、商社に向いている人はどんな人ですか?
トレーディングの話だけでいえば、情報感度が高い人、既存のものを価値を再定義できるような起点が効く人です。
例えばブラジルで採れたコーヒー豆を、ただコーヒー豆として売る。これだと、ただ右から左に流すだけなので誰にでもできます。
そこで、「これはダイエット商品です!」と売り出せるような人は向いてます。
仕入れたものを違うものに仕立て上げて売ることができる人が活躍できると思いますね。
違う価値を付与することで、売りやすくなりますし、真似をされにくくもなります。
また、どういう価値を付けるかに関しては情報感度が重要になってきます。
「ダイエットに効くお茶が流行っているからダイエットに効くコーヒーも受け入れられそうだ」というような情報をいち早く掴んで計画を立てられる人ですね。
これはもちろん、マーケターにも通じる話ですし、他の業界でも重要な考え方だと思っています。
ブログの記事に海外就職を推すものがありましたが、海外就職の魅力はどういうところにあると思いますか?
一番大きいのは、もうグローバルな時代だからということですね。
LCCとかで簡単に行ける時代だし。簡単にビジネスのやり取りもできるし、そういう時代で日本でしか仕事ができないのは大きなリスクですよね。
私はこれからの若い人は海外は必須だと思ってます。
母国も日本でも抜群に働ける優秀な外国人労働者が入ってきて、その人達と戦わなければならなくなります。
給料水準が同一もしくはそれ以下のもっと優秀な外国人に職業を奪われる可能性は大いにあり得ます。
そうした場合に40,50になったときに選択肢が少なくなってしまい、働けたとしても安い給料でしか働けなくなるということもあるでしょう。
今後は更に、日本だけでなく、海外で仕事をする選択肢を取る人が増えてくると思います。
そういうときのために海外という選択肢をいつでも取れるようにしておくのはとても大事なことです。
あとは、日本で働いている人が海外に出てきて、「こうじゃなきゃいけない」という枷が外れて、やりたいことを見つけられるということもあるでしょう。
日本で少しやりづらさを感じられている人にはぜひ出てみてほしいですね。
飯野さんの海外就職のお話に興味のある方はこちらの記事がおすすめ!
若者よ、令和の時代では海外で仕事・活躍をするのは憧れではない。もはや必須である。 | 【ベッカク】タイで起業した社長のブログ
AIに職業が奪われる等、激しい社会の変化に対して不安になり、自分に自信が持てない学生が多いと感じています。
自分に自信を付けるべきでしょうか?
私も実は自分に自信が持てない方です。
それは性格ですので、簡単には変えられない部分ではありますよね。
仕事をしているときは、いつも「足りない」と感じながら必死に働いています。
でも、毎日付けている日記で振り返ったときに始めて進んでいることに気が付きます。
そうすると多くの場合、実際には自分が思っているよりもずっと進んでいます。
そこで初めて、「自信が無い中でもちゃんとやってきている」という自信が生まれますね!
自分に自身が持てないというのは、目標が高いことでもあります。私はこの性格だったからできたことも多いと思います。
上を見たら凄い人はどれだけでもいますから、そういう方はまず自分のやってきたことを振り返ってみてほしいですね。
もしも自分自身は自分の行ってきたことを認められなくても、周りに人からは「〇〇さんって凄い!」と思われているかもしれませんよ!
5. これからの展望
最後に、飯野さん自身の今後の展望をお聞かせください!
もっと事業を他の国にも広げていきたいですね。特に東南アジアの進出は考えています。
ただ、アフリカやインド、ヨーロッパというところまでは考えていないですね。
今はやりたいことができていますし、それよりも様々な若い人の助けになりたいと考えています。
あとは家族ともとても幸せだと感じられるような時間を過ごしたいですね。
ツイッターのダイレクトメッセージ等で「話を聞きたい」と、大学生や様々な社会人の方からよくいただくのですが、可能な限りは一度は会うようにしています。
ツイッターとブログで情報を発信しているおかげで本当に様々な人に会うことができて刺激になります。
20代の方が特に多いのですが、私と会って何かを掴んで、いつか「上手くいきました」と言ってもらえたらとても幸せですね。
飯野さんのツイッターに関するお話に興味がある方にはこちらの記事がおすすめです。
タイで起業した社長がツイッターを8ヶ月運用して思ったこと。タイや海外に移住した人はTwitterをやるべきか? | 【ベッカク】タイで起業した社長のブログ
貴重なお話をありがとうございました!
最後に
副業、起業、タイ企業で海外現地採用、海外起業…
様々な経歴を持ち、今は若者とも積極的に関わる飯野さん。
飯野さんのブログ「ベッカク」にはそんな飯野さんの様々な経験を元にして執筆された記事が豊富にあります。
ぜひ一度、読んでみてください!
*こちらのページに記載の情報は2020年1月現在のものです。変更される可能性があります。
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