【体験記】タイ・チェンマイでハッピーニューイヤーとスパを初体験

サワディーカー!LABタイ語学校です。

チェンマイで、ファランの友人たちと迎えた、ハッピーニューイヤー。果たしてファランはどんな風に新年の瞬間を迎えるのか。その体験を記します。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

1.タイで暮らすファランたちの大晦日の過ごし方

まず、驚いたのが大晦日、12月31日。英語で「Happy New Year Eve」と表現するのも初めて知りました。午前中からSNSで「Happy New Year」をガンガンにアップし出しました。それぞれの国に暮らす家族や友人にも「Happy New Year」のメッセージを送っていました。日本人感覚的にいうと大晦日の0時を回った瞬間にメッセージを送ったり、電話で話したりという感覚だったのですが、ファランたち的には「あけましておめでとう」は大晦日からスタートというより、メインのようです。これは、クリスマスイブと同じなのかもしれませんよね。キリストが生まれたクリスマスを祝うという宗教行事が、いつしか一年で最も盛り上がるパーティの日となり、どちらかといえば、イブのほうがメインになっている。クリスマスについても彼らに尋ねてみたところ「イブは友人と、クリスマスは家族と」という答えが帰ってきました。

日本人と同じような感覚だなあと感じたのは、大晦日やそれ数日前には、来たる新年のために掃除を念入りに行なうということでした。「年越しソバ」のように決まっている食べ物もないようです。実は、チェンマイ市の中心部にある、レストランでのカウントダウンパーティに参加しようとしたのですが、軒並み、満席。3、4軒予約してみたのですが、どこも取ることはできませんでした。

クラビに戻ってから、レストランやホテルを経営している知人に聞いてみたところ、やはりどこも大晦日の夜だけはいっぱいだったようで、特にチェンマイだけ、というわけではなさそうです。というわけで、大晦日の夜は、知り合いがやっているレストランでフランス料理を食べました。

 

 

2.ターペー門で行なわれた新年イベントはヒトでいっぱい

ターペー門で行なわれているカウントダウンパーティに行こうということになり、 食事の後出かけました。クラビとは違い、チェンマイは車が混雑しているので、レストランにクルマを停め、10分ほど歩きました。色とりどりのオブジェやステージなどもあり、セルフィーが好きなタイ人で溢れかえっています。アタシたちもいろんな写真を撮っていたところ、ひとりで来ていたであろうタイ人女性に「私の写真を撮ってください。私もあなた方の写真を撮りますので」と言われてそれに応じました。ひとりでポーズを決めていた彼女がとても印象に残っています。

会場にはバリケードがされており、数カ所ある入口付近には、ワクチン接種証明チェックが実施されていました。チェンマイ空港ではチェックがなかったのに!(チェンマイからクラビへ戻る際にはワクチン接種証明書の提示を求められました)そこで、居候している友人宅のボーイフレンドがワクチン接種を行なっておらず、「ワクチン接種論争事件」が発生してしまうのです。

 

 

3.ワクチン接種していなかった友人がいたので、家に戻ってカウントダウン

結論からいうと、彼は会場内に入ることはできたのです。我々が接種証明書を持っていたので。ところが独自の持論がある彼は怒りでいっぱいになり、会場内を回ることを拒否。隅っこのほうでずっと座っていました。カウントダウンまでまだまだ時間があるので、スパークリングワインでも買って、家に戻ってその時を迎えようということになりました。

チェンマイ市郊外のハドソンという街の友人カップル宅に戻り、その庭先から生で花火を見ることができました。家に戻ってきても機嫌が直らず屋内に引きこもっていた彼も、カウントダウンの寸前に庭に出て来て、無事、一緒に乾杯。めでたく新年を迎えることができました。

 

 

4.1月1日からあいているチェンマイ市内の有名スパへ

元日はお雑煮を食べて過ごす、、ということもなく、 ヨーロッパから約12時間遅れのハッピーニューイヤーの電話がかかってくる以外は、ファランの元旦は日常と変わらない一日でした。なので、スパへ行きたい!と提案して行ってきました。というのも、クラビにはロクなスパがなく、チェンマイ滞在中に行きたいと思って狙いをつけていたのです。チェンマイ中心部サンティタムという地域にある一軒家スパ「Cheeva Spa(チーバスパ)」は、白い壁に囲まれており、中に入ってみると、併設されているカフェに、写真を撮りまくる若いタイ人カップルでいっぱい。「スパがいっぱいなのか、、」と不安を抱きつつ奥へ進むと、そこには誰ひとりとして待ち人のいない、静寂に包まれたスパの受付がありました。オイルマッサージとハーバルボウルの2時間コースをオーダー。4種類のオイルから好きな香りを選びます。

中庭をぬけるとそこにスパ施設が。実はアタシはスパ初体験で、果たして、マッサージショップのそれとどう違うのだろう、といつも疑問を持っていました。お店によっては、どちらも同じようなメニューがあります。が、価格が3〜5倍ほど異なります。そのスペースに案内されて、確信しました。施設が、香りが、癒され方が、マッサージが、まるで違いました。スパに行かなかった理由のひとつに、マッサージをするなら専門ショップにいったほうが効くのではないか、スパのマッサージはサラリとなでるだけなのではないか、という疑念があり、しっかりとカラダをほぐしてほしいと思っていたので避けていたのです。

ところが、マッサージの技術も素晴らしく、何よりもマッサージ師さんの手のひらのなめらかさが違いました。そして、なぜ、そこをマッサージしてほしいと知っているの?と不思議に感じるほど、ピンポイントを強弱つけて行なうそのテクニックには脱帽しました。もちろん、マッサージショップ、スパによって、もっと言えば、施術者によって、その相性によって違うのかもしれません。けれども、スパ体験、一度は体験してみる価値アリ、だと思います。

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タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。