味に関連する【甘い、辛い、酸っぱい】などのタイ語を紹介!音声付
タイ料理には世界3大スープの1つと呼ばれているトムヤムクンを筆頭に多くの特徴的な料理があります。
また、タイ料理は様々なハーブやスパイスを使う料理が多いので味が濃いのが特徴的です。
なので、普段は味付けがシンプルな料理を多く食べている日本人にとっては味が辛すぎたり、酸っぱすぎたりする場合があります。
そん時、「味」に関する「辛い、甘い、酸っぱい」などのタイ語を知っていれば飲食店などで意思表示をすることができて便利です。
それでは今回はタイ料理の「味」に関連する「甘い、辛い、酸っぱい」などのタイ語を紹介していきます。
タイ語の“味”の表現について
味 รส/รสชาติ rót/rót châat ロット/ロットチャート
この“味”を表す“ロット”ですが同音異義語がややこしく、頻出単語である“車รถ”と同じです。
ソンクランの時期に出てくる“水をかけるรด”とも同じです。
「味」に関するタイ語
甘い หวาน wǎan ワーン
例文
タイの果物はとても甘い。
ผลไม้ไทยหวานมาก
phǒnlamáay thay wǎan mâak
ポンラマーイ タイ ワーン マーク
説明と単語の意味
「ワーン」は「甘い」のほかに「うっとりするような」という意味もあります。
なので、「お世辞、ごますり」という意味の「パーク ワーン」でも「ワーン」が使われています。 ポンラマーイ=「果物」 タイ=「タイ王国」 マーク=「とても」 |
辛い เผ็ด phèt ペット
例文
辛い料理をあまり食べることができません。
กินอาหารเผ็ดไม่ค่อยได้
kin aahǎan phèt mây khɔ̂y dâay
ギン アーハーン ペット マイ コイ ダーイ
説明と単語の意味
タイ料理には日本人が食べられないような辛い料理があるので、辛い料理が苦手な方は「辛くない」という意味の「マイ ペット」を覚えておきましょう。
ギン=「食べる」 アーハーン=「料理」 マイ=「否定」 コイ=「あまり~ではない」 ダーイ=「できる、可能」 |
酸っぱい เปรี้ยว prîaw プリアオ
例文
このソムタムは酸っぱすぎる。
ส้มตำจานนี้เปรี้ยวไป
sôm tam caan níi prîaw pay
ソムタム ジャーン ニー プリアオ パイ
説明と単語の意味
「プリアオ」は「酸っぱい」という意味のほかに「派手な、目立つ」という俗語の味もあります。
ソムタム=「パパイヤサラダ」 ジャーン=「お皿、お皿の類別詞」 ニー=「この」 パイ=「~過ぎる」 |
苦い ขม khǒm コム
例文
多くのタイ人は苦いコーヒーが好きではありません。
คนไทยหลายคนไม่ชอบกาแฟขม
khon thay lǎay khon mây chɔ̂ɔp kaafɛɛ khǒm
コンタイ ラーイコン マイチョープ ガーフェー コム
説明と単語の意味
「コム」は「苦い」という意味なので苦い野菜である「ほうれん草」という意味の「パックコム」という単語にも用いられ用いられています。
コンタイ=「タイ人」 ラーイ=「多くの、いくつかの」 コン=「人」 マイチョープ=「好きではない」 ガーフェー=「コーヒー」 |
塩辛い เค็ม khem ケム
例文
タイ料理は日本人にとって塩辛すぎる。
อาหารไทยเค็มไปสำหรับคนญี่ปุ่น
aahǎan thay khem pay sǎmràp khon yîipùn
アーハーンタイ ケム パイ サムラップ コンイープン
説明と単語の意味
「ケム」には「濃い」という意味の「ケム」もありますが、発音の仕方が違うので気を付けましょう。
また、「塩辛い」という意味のほかに「ケチケチ」しているという意味もあります。 アーハーンタイ=「タイ料理」 パイ=「過ぎる」 サムラップ=「~にとって」 コンイープン=「日本人」 |
甘酸っぱい หวานอมเปรี้ยว wǎan om prîaw ワーン オム プリアオ
例文
暑いときは甘酸っぱい飲み物を飲みたい。
เวลาอากาศร้อนอยากดื่มเครื่องดื่มหวานอมเปรี้ยว
weelaa aakàat rɔ́ɔn yàak dʉ̀ʉm khrʉ̂aŋ dʉ̀ʉm wǎan om prîaw
ウェーラー アーガート ローン ヤーク ドゥーム クルアンドゥーム ワーンオムプリアオ
説明と単語の意味
あまり頻繁には使わない味の表現の一つですが、覚えておきましょう。
ウェーラー=「~の時、時刻」 アーガート=「天気、気候」 ローン=「暑い」 ヤーク=「~したい」 ドゥーム=「飲む」 クルアンドゥーム=「飲み物」 |
薄い จืด cɯ̀ɯt ジューット
例文
タイ人にとって日本食は味が薄い。
อาหารญี่ปุ่นรสจืดสำหรับคนไทย
aahǎan yîipùn rót cʉ̀ʉt sǎmràp khon thay
アーハーンイープン ロットジューット サムラップ コンタイ
説明と単語の意味
「ジューット」には「薄い」という意味のほかに「淡白な」という意味もあります。
なので、タイ料理にあっさりとした「ゲーンジューット」という淡白なクリアスープの名前にも用いられています。 アーハーンイープン=「日本食」 ロットジューット=「味が薄い」 サムラップ=「~にとって」 コンタイ=「タイ人」 |
濃い เข้ม khêm ケム
例文
タイ料理には味が濃い料理がたくさんある。
อาหารไทยมีรสเข้มหลายอย่าง
aahǎan thay mii rót khêm lǎay yàaŋ
アーハーンタイ ミー ロットケム ラーイヤーン
説明と単語の意味
「ケム」は「濃い」という意味のほかに「強い、厳しい」という意味もあります。
上記でも説明しましたが、「塩辛い」という意味の「ケム」と似ているので注意してください。 タイ料理は味が濃い料理が多く「ケム」は頻繁に使う可能性が高い単語なので特に覚えておくことをお勧めします。 アーハーンタイ=「タイ料理」 ミー=「ある」 ロットケム=「味が濃い」 ラーイヤーン=「たくさん種類」 |
渋い ฝาด fàat ファート
例文
このマンゴーはとても渋い。
มะม่วงนี้ฝาดมาก
mámûaŋ níi fàat mâak
マムアン ニー ファート マーク
説明と単語の意味
「ファート」には「渋い」という意味と「目が渋い」ということから派生して「錯覚する」という意味いみの「ター ファート」という言葉にも使われています。
マムアン=「マンゴー」 ニー=「この」 ファート=「渋い」 マーク=「とても」 |
油っぽい มัน man マン
例文
もし油っぽい料理を頻繁に食べすぎると太ってしまう。
ถ้ากินอาหารมันบ่อยทำให้อ้วน
thâa kin aahǎan man bɔ̀y tham hây ûan
ター ギン アーハン マン ボイ タムハイ ウアン
説明と単語の意味
「マン」は「油っぽい、脂肪」という意味のほかに「あいつ、奴」というあまり良くない意味も持つ単語です。
なので「味」に関する場面以外では気を付けて使いましょう。 ター=「もし~なら」 ギン=「食べる」 アーハン=「料理」 ボイ=「頻繁に」 タムハイ=「~の状態になる」 ウアン=「太っている」 |
最後に
以上、今回は味に関連する甘い、辛い、酸っぱい、などのタイ語を紹介しました。
タイ料理は濃い料理や辛い料理が多いので「ケム」や「ペット」等は日常会話でもよく出てきます。
ぜひ今回紹介した言葉を実際に使ってみてください。
尚、「もっとタイ語を学んでみたい!」という方はぜひ本校でタイ語を一緒に学びましょう!
読んでいただきありがとうございました。
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