クラビ唯一!?「ボーグ」デパート(ショッピングモール)の魅力を徹底解剖!
クラビタウンのド真ん中に位置するデパート「VOGUE」。
3階建て地下1階のショッピングモールのようなデパートのようなつくりになっています。クラビには、ビッグCやロータスなどのショッピングモールは郊外にしかなく、タウン内にある、クーラーがガンガン効いている、小洒落たファッションスポットは、ここ「VOGUE」のみといっても過言ではないのです。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿。
1. クラビタウンの「ボーグ」は、本当にデパートなのだろうか
一度、バッタリと出会った日本人観光客に「クラビタウンにデパートがあると聞いたのですが」と道を尋ねられたことがあります。なので、デパートという認識で間違いないと思うのですが、最近新しくなった看板には「Vogue Fashon Shopping Center」と書かれてありました。
バンコクにある大きく、洗練されたファッションモールとは異なり、それをぎゅーっとコンパクトに凝縮したタイローカルならではの佇まい。観光客としてクラビに訪れていた時は正直あまり関心がなかったのですが、よくよく見てみると掘り出しものや珍しいものが。タイの田舎ならではの味わい深さもあり、数少ないクーラーがガンガンに効いていることもあり、ついついフラフラっと寄ってしまいます。
2. 飲食フランチャイズ店、ファッション、コスメの1階
おすすめは「Bata」
「ケッタッキー」「スエンセンズ」「ピザカンパニー」など、日本でもタイでもおなじみのFC店。
「Boots」「Watoson」など外資系のドラッグストア。
そして格安ノーブランドのコスメやファッションなどのワゴン。その横にはタイ人が大好きなゴールドショップ。と、デパートの入り口にも関わらず、なんだかごちゃまぜに並んでいます。でも、これがタイローカル。
そのなかでも、アタシのイチ押しが、タイの靴ブランドメーカー「Bata」。
これはタイ全土に展開されているので、ご存じの方も多いと思いますが、最近Comfortableシリーズというのができて、これが気に入っています。中底部分のクッション性に優れているため、かなりの距離を歩いても疲れません。
定価はそこそこするので、アタシはいつもセール品一択。今日も取材を兼ねて見に行ってみると、やってしまいました!欲しかったタイプのサンダルを見つけてしまい、即買い。ビーチサンダルからビジネスシューズまで揃っているので、なにかと重宝します。
3. 「LEVIES」「Lee」「Wacoal」など、日本で馴染みのブランドが揃う、2階
実はタイへ移住してくる前に、ジーンズと下着をしっかりと揃えてやって来たのですが、失敗しました。ありました、ちゃんとジーンズも下着も。しかもお安い。「アタシはタイでいつも下着を揃える」というリピーター観光客までいて、先に教えてよーと思いましたが、後のまつり。
ジーンズはそんなに頻繁に購入するものではないですが、日本でブランドにこだわり購入するならば、なかなかなお値段。Tシャツやバッグなどの小物類はこだわりたいヒトには、タイでのお求めをおすすめします。
見たこともない、なかなか格好いいデザインのものや子供服も充実しています。
4. 最近オープンした「Daiso」がある3階。
コロナ流行の前にオープンしたダイソー。日本で100円なのに、タイで60B(約210円)。倍だぞ!と思ったのですが、やっぱり日本人には馴染み深いものがあり、ついつい寄ってしまいます。
特に感じたのが、いわゆる取り皿である平小皿。日本のダイソーではヤマほど売っていますが、ここタイではあまり見かけることがありませんでした。というか、探し回りましたが、ほどよいサイズの小皿は見つけることができず、結局、ここダイソーで見つけました。
ここ「Daiso」は、いわゆる観光客の方には興味がないかもしれませんが、在住者にとっては、居心地のよい場所です。そばやうどん、ドレッシングはもちろん、茶そばやお好み焼きソースまで売っています。これは、日本のスーパーのないクラビでは画期的なこと。
日本人しか好まないだろうなあーと思っていたのですが、意外や意外。タイ人でとても賑わっています。しかも若人たち。どちらかといえば、ビューティ関係の品が売れ筋のようですが、タイの若い女性で賑わっていた店内を見て、なぜだか「ありがとう」という気持ちになってしまいました。
5. 4階はクラビタウン初!?の綺麗なフードコート
まずは、4階のフードコート。クラビタウンでは珍しい。というか、アタシの知っている限りフードコートというのは、タウン初だと思います。コロナの直前にできたときには、とても賑わっていたのですが、現在はご覧の通り。
コロナ対策を施したうえに、ガランとした状態。しかたないですよね。ショッピングモールの飲食店が復活してから間がないうえに、お店で食事をするのは、外で勤務する会社員など限られた人のみ。
飲食店を営むタイ人がいうには、お店で食べる人は少なく、ほとんどのお客さんが「Take away(テイクアウトのことをタイ人はテイクアウェイと言う)」だと。アタシの考えるフードコートの魅力は、クーラーが効いていて、しかも、格安のタイ食が味わえるところ。
カオマンガイ、バーミー、ガイヤーンなど、どこにでもあるタイ飯ではありますが、町中で、心地よく、味わえるタイ飯はなかなか貴重なものです。
6. クラビタウンでタイSIMをゲットするなら地下のフロア
アタシもクラビに来てすぐ、ここでSIMをゲットしました。どこにでもあるSIMショップですが、クラビタウンではここでやるといいと教えてもらいました。けれども、今日、久しぶりに行ってみてビックリ。ガラ~ンとしていました。タイにありがちな、スマホショップといえばスマホショップばかりが所狭しと立ち並んでいたのですが、コロナの影響によりかなりの店舗が撤退したようです。
けれども、奥にあるシューズや下着や小物ショップは、撤退することなく、ギュウギュウに存在していました。
ここからはアタシの勝手な推測分析ですが、多分、地下は家賃が安いのでしょう。だから各ショップ、数多くの靴や下着などの格安ショップが軒を連ねていました。地下にいるお客さんは、コロナ前と同じように、相変わらずまばら。
けれども、ここにきてやっとファッションが解禁となったタイでは、ショッピングを楽しむ人たちで賑わっていました。これは、嬉しくもあり、感謝したくもあり、お疲れさま、と言いたくもあり。タイ、クラビだけでなく、世界が早く日常へと戻ってほしいなあと願うばかりです。
【Vogue Krabi】
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。
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