タイ在住者の資産運用のプロが行う、こども向けのお金のワークショップ
サワディーカー!
LABタイ語学校です!
タイ在住者向けの資産形成や生命保険のサポートを行う、Global Support Thailand の久米直也さんにインタビューさせていただきました。
今回の記事では、”専門的な資産形成や生命保険”ではなく、それ以外に様々な活動もされており、内容が非常に魅力的で面白いと感じ、インタビューを通じて記事にさせて頂きました。
*こちらのページに記載の情報は2020年1月現在のものです。変更される可能性があります。
1. Global Support社の事業内容について
– まず、簡単に事業内容を教えて下さい。
弊社は香港(本社)、バンコク、上海、台北、日本に拠点を置いています。
バンコクではタイ在住者向けの資産運用の個別相談を行っています。
海外居住の方は日本の金融機関でのサービスを受ける事に制限がかかっています。
またタイの金融機関でのサービスも日本に帰任する可能性のある方にとっては受取時(特に死亡時)の事務手続きの面でデメリットも多いです。
更には、世界的にはマイナー通貨であるタイバーツを中心とした資産運用もリスクが高まります。
弊社は海外に居住されている日本人の方が海外居住のメリット・デメリットを理解され、将来の生活のためのより良い資産形成ができるようにサポートをさせていただいております。
その中で世界3大金融センターの一つである香港の貯蓄性生命保険を中心に複数の保険会社からお客様のニーズに合わせた商品をご案内しています。
2. 子供達に知ってほしい「お金」の話
– 子供達に「経済」のワークショップを行っているとお聞きしましたが、どのようなことを行っているのでしょうか?
子供たちには「お金持ちになれる秘訣」というテーマで、どうしたらお金持ちになれるのか?についてワークショップを開催しています。
お金は交換の道具ですので、交換が上手になるには相手に喜んでもらえるように日々意識する事が大切です。
「ありがとう」の反対語を学び「ありがとう」の本質を理解する事を伝えています。
その他にもいくつかの題を基に自分で考える内容となっています。
– 重要なことですが、学校で教わることは少ないですよね。
「人に喜ばれることをしよう」という考え方を、子供の時の日常生活にも、大人になった後の仕事にも取り入れてほしいですね。
あとは、魅力的な人間になる事も大切です。
福沢諭吉の学問のススメでは人間としての修養(魅力)を高めることの大切さを伝えています。
どうしたら魅力的になれるのか?どんな人が魅力的なのか?
魅力を高める事について常に学び問う事が大切です。
– 具体的なワークショップの内容を少し教えて下さい!
例えば、「3匹のこぶた」という童話をモチーフにした三人グループで遊ぶゲームがあります。
まずは、3人でお金を出し合って、ニンテンドースイッチを買うという設定から始まります。
そして、3人で遊んでいると、他の子ども達が「お金を払うからそのスイッチを貸して欲しい。」と言ってきました。
スイッチを買う際の3人の出すお金の割合や他の子供達に貸す際の金額、その時の3人の取り分などを考えていきます。
今度は、「そのニンテンドースイッチをもっと上手く管理してお金を稼ぐことができるから任せてほしい。」という人が現れたら、その人に任せるかどうか?
など実社会の商売の仕組みや成り立ちを理解でき、相手が喜ぶことをしてお金を貰うという考え方がわかりやすい内容になっています。
3. 海外に渡り、子供が可能性を広げる瞬間を作る
弊社が香港で開催しているチャレンジプログラムでは、中学生が親御さんの付き添いなしで海外に初めて渡航し、街頭で現地の大人に英語でインタビューするということも行っています。
– ええ!?中学生が英語でインタビューできますか?
それが意外にもなんとかなってしまいます!
もちろん最初は上手く行かないこともありますが、授業で習った英語を必死に使ってみると、意外に聞けてしまうことがわかるようです。
「外国に行き、見知らぬ人に英語でインタビューを行う」という大きな困難を乗り越えると、自信が付き、自分の可能性に気がつくことができます。
– それは凄い。子供達はそのプログラムで他にどんなことを行いますか?
他には、海外で働く方々のお話を聞く機会も設けさせていただいています。
子供の頃に、なりたい職業の人に直接会ってアドバイスを貰うことができます。
例えば、パイロットになりたいと思っていた子がとある障害を負ってしまい、完治したものの日本ではパイロットになることができず、諦めようとしてしまいました。
しかしそこで、外国でパイロットの方に実際に会います。
そうすると、海外の航空会社ならその子はパイロットになれるということがわかって、そこからまたパイロットへの道を歩み始めるんです。
子供のときに大きな夢を持ってても、実際にその職業についている人に会うことってなかなかないじゃないですか。
ところが、実際にその職業の方と出会った経験が強く印象に残ると、自分でその道にどんどん進んでいきます。
4. タイの日本人の子供達が出会う機会を作る
– バンコクの日本人のゲーム大会のスポンサー企業をされているとお聞きしました。
はい、行っています。ゲームの力で様々な人が繋がると考えています。
バンコクは特に、日本に比べて子供達だけで集まって遊んだり、知らない子供同士がたまたま出会うということが難しい地域だと感じています。
更に、子供の人数も日本に比べたら限られていますから、同じ話題で盛り上がることが難しいですよね。
しかし、ゲームによって幅広い人々が共通項を持つことができます、趣味が違っていても問題ありません。
例えば、音楽が好きで習っている子とスポーツが得意でいつも運動している子がゲームで繋がることができます。
これは大人も同じで、初めて会う大人と大人、大人と子供が繋がることすらもできます。
そうした交流の場にしたいと思ってスポンサーをさせていただいてます。
2月に第1回を開くのですが、このゲーム大会の運営も徐々に子供達に任せることも視野に入れています。
もちろん、難しい側面は大人が支えながら、「参加した多くの人々を笑顔にした」という運営の体験を子供達ができたらとてもいい経験になると思っています。
ゲーム大会に関してはこちら:バンコクでの “eスポーツ” 普及を応援【大乱闘スマッシュブラザーズ スクンビット杯開催について】
5. 久米さんが保険業を続ける理由と魅力
– 保険業は離職率も高い業種だと思いますが、なぜでしょうか?
確かに保険業は離職率が高い業種です。
その理由の一つとしては、本当の意味での保険の価値に気付いていない事が原因だと思っています。
保険業は取扱う金額が大きく、期間も長いので、責任のある職業です。
しかし、保険でしか出来ない事があるにもかかわらずその価値に気づけていないと何のために仕事をしているのか分からなくなります。
私が郵便局で働いていた時は保険金のお支払手続きを担当していました。
郵便局は保険金を原則即時払としていましたので、大病された方のお話や若くしてご主人を亡くされた方のお話を直に聞く事が出来ました。
とても貴重な経験をさせていただいたと思ってます。
保険を販売する前に保険金の支払い手続きを経験すると保険の本当の価値に気づく事が出来ると思っています。
– 久米さんが保険業を続けるのはどのような理由ですか?
生命保険という仕事のおかげで自分の存在価値があると思っています。
個別相談では保険や資産運用以外に転職や起業の相談を受ける事もあります。
「あの人がいて良かった」と言っていただける私自身の人生の目的と保険業という仕事は非常にリンクします。
自分という存在が保険業を通じて貢献できる事に仕事の楽しさや喜びがあります。
死ぬまで続けていく事が出来たら最高ですね!
インタビューさせていただき、ありがとうございました!
最後に
資産運用は日本国内でも複雑な分野。それが海外ともなると、やはり詳しい専門の方に頼りたいところですよね。
久米さんは保険や投資に関しての専門家であるだけでなく、子供に対して学校では教わらない経済の授業を開いたり、バンコクという地域で子供同士が繋がる楽しい機会を作るというようなお客さんの家族のことも考えて、実際に行動に移している方です。
そんな久米さんだからこそ、長い間保険業に関わり続け、一人一人のお客さんに真剣に向き合い、厚い信頼を寄せられているのだと感じました。
インタビューでお話を聞いていて、もし私が資産運用や保険の加入をお願いするのであれば、久米さんにお願いしたいと思いました。
「タイで投資や資産運用を考えているけど、どうすればいいのかわからない。」そんな方はぜひ久米さんに一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
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*こちらのページに記載の情報は2020年1月現在のものです。変更される可能性があります。
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