クラビでおすすめの秘島「クラン島」への行き方、おすすめのホテルと過ごし方
サワディーカップ!LABタイ語学校です。
まるで田舎のおばあちゃん家に遊びに来たかのような、懐かしいのどかな風景が広がるクラン島。クルマが走ることは禁止されており、小学生と思わしき少年たちもバイクを乗りこなし、すれ違うとくったくのない笑顔と挨拶を交わしてくれます。住人のほぼ100%がムスリム(イスラム教徒)なので、アルコールと豚肉はありませんが、それ以外はすべてある、それ以上のものがある、クラン島のあれこれをご紹介します。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿
1.「クラン島」へは、クラビ川からボートで5分。おすすめはツーリング
クラビタウンの中心部を流れるクラビ川を南下していくと、クラビ人の運動スポット、憩いの場となっている「Chao Fah Park(チャオファー公園)」があります。その入り口付近にクラン島へ行くピア(船着場)があります。
このボートはクラン島住人の足となっており、5~10分おきくらいに満員となり、船が出ます。朝夕は、大勢の通勤する人たちであふれ返ります。タウン側にはバイクタクシーもたくさん待機。帰ってきた時のアシは、クラビでは珍しく確保されます。
片道10B。対岸に見えるクラン島へは5分ほどで到着。風が心地良いのでもっと乗っていたいのですが、あっという間に着いてしまいます。一度、バイクに乗って渡ったことがあります。クラン島は車が走っていないので、バイクでのツーリングはとても快適でした。
ボートマンが手際よく、バイクを船に乗せてくれて降ろしてくれます。はっきりと覚えていないのですが、バイクを乗せても同じ料金だったような。少し高かったかな。にしても、さほどかかりません。気持ちよくておすすめです。クラン島ツーリング。
【chao Fah Park Pier(チャオファパークピア)の地図】
2.「クラン島」にはお洒落なカフェ併設のコテージもある
この他にも、クラビ川の北側(空港側)にある有名な観光名所「カニのオブジェ」前にもたくさんのボートマンが待機しており、価格は人数などによっての交渉(観光客価格で少し高め)となりますが、クラン島へ連れて行ってくれます。
前述のチャオファパークピアから出るボートとは違うクラン島のピアに着きます。一度、絵画教室を運営するタイ人と生徒の子どもたちと、クラン島での絵画ワークショップに連れて行ってもらったことがあるのですが、その時、とても素敵なカフェ兼コテージ、 Kidthung cottage(キッドサン コテージ)に出会いました。
アタシたちはここで子どもたちに混じって、水彩画を描いてひとときを過ごしたのですが、アタシたちの他にも、お茶を飲みにきたり、おしゃべりをしにきたりする地元の人たちが絶えず来ていました。
開放的でナチュラルなお庭には、バタフライピーをはじめ、色とりどりの花が咲き、懐かしい赤電話を見つけたり、個人的に大好きなカオソイ(タイ風カレーラーメン)も味わえたり、心地よいひとときを過ごすことができました。
コテージの中も見せてもらいましたが、もう、たまらない佇まい。もちろん自然の中にあるので、アレコレあるでしょうが、一度泊まってみたいと思います。
【Crab Statue Pier(クラブスタチューピア) の地図】
【Kidthung cottage(キッドサン コテージ)の地図】
3.クラビの隠れ家的リゾート、クラン島の「アイランダ ハイダウェイ リゾート」
南の島でのリゾート。理想的なスタイルは、何もしない、何も計画しない、その気分で過ごすというものではないでしょうか。ここ「アイランダ ハイダウェイ リゾート」は、そのものズバリを叶えてくれる場所だといえます。
タイ南部の漁村の機能性とタイの伝統的なスタイルをモチーフとしたバンガローは、すべてオーシャンビュー。プールサイドで、プライベートビーチでくつろぐもよし、広々とした天井の高い部屋でDVD観賞するもよし。
こちらでは、マッサージや食事はもちろん、カクテルなどアルコールも楽しめるようです。また、ホテル独自の宿泊プラン、往復の送迎も依頼できたり、オリジナリティのあるアクティビティも多く取り揃えています。
やってみたいことをお願いすれば、叶えてくれるかもしれない。そんな風にも思える素敵なクラビ「クラン島」のリゾートホテルです。
【Islanda Hideaway Resort Hotel(アイランダリゾートホテル)の地図】
4.素敵なお土産にも出会える、素朴で自然あふれる「クラン島」へぜひ!
今アタシが暮らしているクラビタウンから一番近い島なので、時々、ふらっと出かけます。バイクがなくても島には、サムロー(座席付き二輪車)があり、島内を案内してくれます。
その時に、美男美女夫婦が営むお土産屋さんに連れて行ってもらいました。思いがけず、センスが良く、洒落たものが揃っていました。
この他にもバティックの色付けをしているところを見せてもらったり、おいしいシーフードを食べたりもできます。クラン島=Koh Klang(コクラン)は、アタシたち外国人よりもタイ人に人気があるようで、多くの人が訪れています。ぜひ、クラン島を体験してほしい。ちょっと価値観が変わってしまうほど、おすすめ!です。
【Koh Klang(コクラン=クラン島)の地図】
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。