タイ・セブンイレブンの和風デザートが大人気。日本人が選ぶ、おすすめベスト5
サワディーカー!LABタイ語学校です。
日本にいた時と同じように、タイでも用事がなくとも、セブンイレブンに寄ることが習慣となってきた今日この頃。それは、和風デザートがセブンイレブンに登場したからです。これが結構な人気で、売り切れ続出。狙っていた話題のデザートを手に入れるのに、随分時間がかかったものもありました。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿
大げさに聞こえるかもしれませんが、日本で当たり前にあったコンビニデザートがここタイにはなく、似たようなものがあっても、甘すぎたり、なんか違ったりしたので、この和風デザートの登場は、日本人にとってはめちゃめちゃうれしいのです。日本が懐かしくなるセブンイレブンの和風デザート。アタシの独断と偏見でベスト5を選んでみました。
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1.タイ・セブンイレブンの和風デザート ベスト5 「ストロベリークリームチーズもち」
このシリーズは、バニラクリームタイプの「もちシュークリーム」もあるのですが、断然「ストロベリークリームチーズもち」のほうがおすすめ。周りにあるもち部分が、ほんとうにもっちりしていて、そう、日本でいうところのまるで大福のように柔らかくておいしいので、いちご大福を思い出して懐かしくなりました。生クリームもたっぷり入っていて、中に入っているストロベリージャムのゴマ(!?)部分に歯ごたえがあり、味のアクセントになっています。
残念なのが、セブンイレブンの棚にあるPOP。縦書きで、日本語で「ストロベリークリームチーズもち」が紹介されているのですが、音引き(ー)が、全部、ヘン。これは、これからご紹介する音引きのあるデザートすべて、同じ表現になっています。店頭に飾られているポスターの「和風デザート」はきちんとしているのに。大げさかもしれませんが、これは、日本人として、日本語を扱う人間として、惜しいと言わざるを得ません。相談してくれれば、日本人として責任を持ってご教示したのに。(笑)
「もちシュークリーム」20バーツ 「ストロベリークリームチーズもち」25バーツ
2.タイ・セブンイレブンの和風デザート ベスト4 「バスクチーズケーキ」
個人的好みの話につき、何のおトクな情報もない見解で申し訳ないのですが、アタシは日本のレアチーズケーキが苦手です。けれどもベイクドチーズケーキ(特に不二家のベイクドチーズケーキはサイコー)は大好きという嗜好を持っております。この「バスクチーズケーキ」を買う時、そんな個人的好みがあるため迷ったのですが、思い切ってトライ。なぜなら「バスクチーズケーキ」というネーミングとコレを日本のデザートに入れていることに興味を覚えたからです。
で、「バスクチーズケーキ」とはなんぞや、ということを調べてみると、外側を黒く焦がした濃厚な風味のあるチーズケーキのことで、スペインのあるレストランが考案したレシピが元になっており、日本には近年普及し出したのだとか。ちなみに、バスク地方には「バスクチーズケーキ」は存在していないそうです。これをなぜ「和風デザート」の仲間に入れたのかは謎ですが、パッケージには日本の国旗が掲げられていました。
さてさてお味のほうはといえば、日本のレアチージケーキのクリームチーズ感もなく、ベイクドチーズケーキのなめらかさもなく、これはまさしく別物の「バスクチーズケーキ」の味だといえます、初めて食べたけれど。言うなれば、チーズ風味のパウンドケーキといった感じで、結論からいえば、買って正解でした。もちろん、日本のおいしいケーキ屋さんのしっとり柔らかいパウンドケーキ、というほどではありませんでしたが、 あくまでもコンビニスイーツ、と考えれば優秀だと思います。
「バスクチーズケーキ」35バーツ
3.タイ・セブンイレブンの和風デザート ベスト3 「生クリームカスタードどらやき」
どらやき、という言葉にまず惹かれて試してみました。外資系スーパーのロータスかマクロで、どらやきのようなものを見たような気もするのですが、パックで5~6個入っていたので、失敗した時のことを考え、買うことをためらっていました。コンビニのいいところは、ひとつずつ個装になっていることですよね。割高ではありますが、失敗したら、次に買わなければいいだけの話ですから。
お味のほうはといえば、日本のどらやきとは明らかに異なるものですが、これはこれでおいしくいただけました。どっちかといえば、パンケーキに近いのかな。クリームも生クリームとカスタードクリームタイプの二層になっており、洋風どらやき、といった感じ。どらやきといえばあんこ、なのですが、それは入っていませんでした。タイではあんこは作ったり、売ったりしていないのかしら。ロータスであんこ入りの大福が売っていたので、あんこを味わいたいときは、大福にしよう!と思いました。
「生クリームカスタードどらやき」29バーツ
4.タイ・セブンイレブンの和風デザート ベスト2 「ミニシュークリーム ワニラ」
ワニラは、バニラの間違いですね。けれども、誤植のまま印刷され、そのまま売られているところが、さすがタイというか、なんというか。けれども「ワニラ」というネーミングもなんだか可愛い感じですよね。タイで暮らし始めて、タイには、シュークリームとプリンが存在しないことに気付きました。日本では、スーパーやコンビニから、専門店や高級ケーキ屋さんまで、たくさんの種類のおいしいシュークリームやプリンがありましたが、これらは、ここタイにはありません。
バンコクやチェンマイなど都会ではあるのかもしれませんが、かなり高級なものになってしまうのではないでしょうか。アタシはスーパーなどで売っている手軽で安いシュークリームやプリンが好きだったので、シュークリームがセブンイレブンに売られているのを知ったとき、小躍りしてしまいました。
ミニシュークリームの名の通り、直径3cmほどのちいさなシュークリームが5個。パクパクと一気に5個食べてしまうことができるほどの大きさで、ちょっともの足りなさも。ですが食べたかった、手軽に手に入るシュークリームを味わうことができて大満足でした。クリームはカスタードクリームタイプ。
ほどよい甘さのひと口サイズだったので、セブンイレブンの「アイスカプチーノ」の甘さ控えめとの相性も抜群。そう、ご存知の方も多いでしょうが、セブンイレブンのコーヒーはとても優秀で、ホットもアイスもよく飲みます。ひきたてで香りもよく、甘さを調節できたり、30バーツ前後とグッドプライスなところも魅力です。
「ミニシュークリーム ワニラ」20バーツ
5.タイ・セブンイレブンの和風デザート ベスト1 「生クリームのプリンケーキ」
日本人の友人がこれはおいしい!と言っていたので、しょっちゅうセブンイレブンを覗いて探していたのですが、売り切れ続出でなかなか見つけることができませんでした。が、見つけたとたん、即買い。出かける予定があったのですが思わず買ってしまい、そのまま半日ほど大事に持ち歩き、冷蔵庫で再度キンと冷やしてからいただきました。サイコーでしたので、アタシのベスト1に!
上にパンケーキのようなものが乗っており、最初は一緒に食べていたのですが、そのうち、プリンだけの味を楽しみたい衝動にかられ、上のケーキ部分をよけて、プリンだけを食してみました。まさに夢にまで見たプリンを堪能できました。
プッチンプリンのようなプルルン感はないのですが、スーパーなどに置いている、ひいきめに言えば大好きなモロゾフのプリンに近い、生クリームや牛乳がふんだんに使われているタイプのプリンでした。ただ、カラメルがついてなかったのが惜しい。銀杏の入っていない茶碗蒸し、お餅の入っていない雑煮、ワンタンの入っていないワンタン麺のようなもの。と、スイーツには全然関係ない、今、食べたい日本食で例えてみました。
「生クリームのプリンケーキ」39バーツ
6.進化するタイ・セブンイレブン。日本をフィーチャーした商品開発は、日本人としてもうれしい
タイで暮らしはじめて、タイ人はもちろん、在住する世界各国のヒトと話をしていて日本を好きな人が多く、うれしくなってきます。その一番に挙げられるのが、日本食です。サーモンとマグロだけしか食べない人も多いですが、それでも、お寿司が好きという世界の人と会うと、日本人として誇りすら感じます。
そして、今回ご紹介した和風デザート。セブンイレブンの棚で売り切れ続出している状況を見ると「買えなくて、残念」というよりも「和風デザートを気に入ってくれてありがとう」という気持ちになります。これはアタシだけではなく、多くのタイ在住日本人が感じるのではことではないでしょうか。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。
コンビニ
ラーン サッドゥワックスー
ร้านสะดวกซื้อ
日本では「セブンイレブン」や「ファミリーマート」などのことをまとめて「コンビニ」といいますが、タイ語では「コンビニ=セブン」と呼ぶことが多いのでこちらの言葉はあまり使われません。
ちなみに直訳すると「便利なものを買える店」となります。
ラーン=店
サッドゥワック=便利
スー=買う
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