タイが親日国である理由とは?3つの理由を誰にでもわかりやすくご紹介!

サワディーカー!LABタイ語学校です。

今回は、タイが親日国である3つの理由をわかりやすくご紹介します。
多くの日本人は「タイ=親日国」というイメージがあると思います。でも、なぜタイが親日国と言われているのか、その理由を知っている人は意外に少ないのでは…?そんな方は、ぜひこの記事を読んでみてください!意外と知らなかったタイと日本の関係が見えてきます。

 

 

 

タイの親日度度合いは…?

皆さんは、「親日国」と聞くとどの国を思い浮かべますか??
タイが親日国だというのはよく聞くけれども、実際他の国と比べてどのくらい親日なのでしょうか??

その答えを探るために、電通が調査した「日本への好意度ランキング(2019)」の上位3位までの結果を以下に取り上げてみました。

  • 第1位:タイ(98.3%)
  • 第1位:台湾(98.3%)
  • 第3位:ベトナム(98.0%)

また、新聞通信調査会が2020年〜2021年にかけて、米国、フランス、中国、韓国、タイの5カ国に対して行った「日本に好感を持つと答えた人の割合」の調査では、以下のような結果が出ています。

  • 第1位:タイ(89.6%)
  • 第2位:米国(79.6%)
  • 第3位:フランス(77.8%)

他にも様々な機関が同じような調査をしていますが、タイはいつでもランキングの上位に出てくるんです(^^)これで、タイは他の国と比べてもかなり日本に対して好印象を持っていることがわかりますよね!
では、そんなタイが親日国である理由を早速ご紹介します!

 

理由1. 日本の皇室とタイの王室の仲が良いから

日本の皇室とタイの王室は親交がとっても深いんです!
例えば、今の上皇・上皇后は7度も訪タイしていて、同一国への訪問回数は最多だとか!また、愛子さまがお生まれになったときには、お祝いとしてタイ王室から象2頭が寄贈されたそうです。(ちなみに、その2頭の象は東京の上野動物園でみることができますよ!)まさに相思相愛ですね(^^)

 

そして、タイ人はタイ王室を非常に深く敬っているので、タイ王室と仲の良い日本の皇室、はたまた日本には良いイメージがあるんです。

 

今後も日本の皇室とタイの王室の親交が続きますように…!

 

理由2. 日本とタイには戦争によるわだかまりがないから

日本とタイの関係は歴史的に見ても良好です。

日本とタイは、第二次世界大戦時に同盟国でした。すなわち、日本とタイは交戦していないということですね。
一方で、タイは日本と同盟を組んでいたものの、終戦時には敗戦国としての扱いを受けず、占領も免れました。その理由は、戦時中に一定数のタイの人々が「日本と一緒に戦争をしたくない!」と対日レジスタンス活動を行っていたことで、連合軍がタイを日本の味方だったと見なさなかったからです。

 

つまり、①戦争時に日本とタイは味方同士であり、②日本と同盟を組んでいたことによる終戦後の被害がなかったため、タイは日本に対して負のイメージを抱く理由がないのです。

↑こちらは旧日本軍が建設したクウェー川鉄橋(@カンチャナプリ市)です。

理由3. 日本の文化がタイで流行っているから

日本の文化は世界中で流行っていますよね。特にアニメはすごく人気です。
もちろんタイでも「ドラえもん」「名探偵コナン」「ポケモン」等、日本のアニメが大人気!道を歩けば、日本のキャラクターが使われた商品を目にすることができます。

 

アニメの他に、日本食も人気があります。2020年にJETROによって行われた調査で、タイの日本食レストランは4094店舗もあることがわかっています!当ブログでも多くの日本食レストランを紹介しています。↓

 

タイでこれだけ日本の文化が流行っていのを知ると、日本に対して親近感が湧くのも納得ですね!

 

最後に

いかがでしたか?タイが親日国になった理由は様々あると思いますが、その中でも大きく関与していると考えられる3つの理由を取り上げてみました!
タイと日本の歴史的な関係やタイ王室と日本の皇室が親密である等、私たちが直接関わらない部分で素敵な関係が築かれていたんですね!

 

これからもタイと日本の関係が良好であり続けますように!

 

 

LAB thaiko先生のブログ

LABthaiko先生のブログは2018年に産まれて日々多くの記事を作成しています。タイの様々なお役立ち情報を時にはタイ語を交えながらの記事にしたり、ニュースサイトとして、情報媒体としての役割を果たせるよう、もっと皆さんにタイについて知って頂けるようこれからも情報を発信していきます。