スコータイバンコクで世界一の朝食とお部屋のブログ。ずっと変わらぬ最高のサービス
タイが好きで通うようになり、かれこれ20年以上が過ぎ、とうとうタイで暮らすまでになりました。BTSができる前のバンコクは、タクシーしか移動手段がなく、最初は調子に乗ってトゥクトゥクに乗ったりしていたけれども、ある時、タクシーよりも高いことに気づいてやめました。交通費は節約してもバンコクでの宿泊先はいつも「ザ スコータイ バンコク」。ここで味わう非日常的空間が大好きで、そのためにバンコクに滞在していたといっても過言ではありません。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿
1. 超一流なおもてなしと素敵すぎる、レセプションとアプローチ
まだ今ほどインターネット環境が整っていない時代から、きちんとしたサイトを持っていて、最初の頃は直接、サイトから宿泊を申し込んでいました。宿泊サイトが充実してきた最近は、そちらのほうが安価な場合もあり、独自のサイトと比べながら予約をしています。
驚くのが、どこから予約しても、結婚で姓が変わっても、旧姓フルネームで「いつも、何度もお越し下さってありがとうございます」と、ごあいさつとメッセージが添えられていること。これはゲストとしてとてもうれしい。日本人や日本語が話せるレセプションが必ずいることもありがたい。
「あっ、それはだまされましたねえ」と、こちらの不思議体験を話したところ、コトの真相をそっと教えてくれたりもしました。おしゃべりしたり、おいしいお店を教えてもらったりして、いざお部屋へ。ここのアプローチは何度行っても、ワクワク感が高まります。当時、サービス業もやっていたアタシは、何度来ても純粋に高揚する佇まい、言葉のかけ方やメッセージの仕方など「ザ スコータイ バンコク」を少しだけ真似していました。
2. どこにも出かけたくなくなる、広く落ち着く部屋とバスルーム
「このバスルームで住めるね」と話したほど広いバスルーム。
「仕事もできるね」って思うほど立派なデスクとふかふかソファーがあるリビング。
横になると一瞬で眠りにつけるベッド。いつも「エグゼクティブスイート」というちょっとゴージャスな部屋に泊まっていました。今、調べてみると78 m²もあります。ほとんど部屋で過ごしていました。
ホテル内のレストランは有名でしたが、高額すぎてほとんど外出して食事をしていました。一度だけ、あまりにも外に出たくなくなってしまい、ルームサービスを頼んだことがあります。あの時頼んだコーンスープとクラブハウスサンドイッチは、今までの長い人生のなかでも、最高のおいしさだった!忘れることができません。
3. まるで美術館にいるような異次元空間、ホテルの敷地
まる一日ホテルで過ごしても飽きません。色とりどりの花々が咲き誇る中庭やビル群に囲まれているのに静寂感漂うプールなど、どこかのお城で過ごしているような夢心地でいられます。
あちらこちらに掲げられている絵や彫刻の数々もとてもセンスが良く、まるで美術館のなかにいるような気分になります。ホテルを一歩出るとそこは常に渋滞の道路。
まるで、異次元の世界に迷い込んだような、時の過ぎゆくままにホテルのなかをただ歩いているだけで、心はゆっくりと癒されていきます。
4. 世界一の朝食(アタシ調べ)が、楽しめる
アタシは、朝、1杯のコーヒーから始めます。が「 ザ・スコータイ バンコク」に泊まっている時は、ぐっとこらえて、お楽しみの朝食へ向かいます。ここのクロワッサンとコーヒーは世界一おいしいと思います。いろんな種類のパンがあり、最初は目移りしていましたが、最近はクロワッサン一辺倒です。3個くらいペロリといってしまいます。
本当はあともう少し食べたいのですが、焼きたてワッフルも最高なので、移行します。注文してから焼いてくれるワッフルは、本当に外はカリッカリッで、中はシットリ。コーヒーは3杯目に突入します。大きなマグカップにたっぷり入ったコーヒーは、濃厚ながら香り豊かとコク、それでいてマイルド。まさに朝食にピッタリ。
パンだけでなく、サラダやフルーツ、ジョークなどのタイ料理やお寿司などの日本料理、点心などの中華料理まで、幅広く揃っています。ここには、ガヤガヤしたゲストはあまりいないため、ゆったりとした時間を過ごすことができ、途中、新聞(日本の新聞がある!)を読んだりしながら、1時間以上かけてゆっくりと過ごします。
5. バンコクでゆっくりと贅沢な時を過ごしたい人におすすめ
なるべく安価なホテルを選ぶ旅もいいですが、一泊だけでも、ゴージャスな気分が味わいたいなら「 ザ・スコータイ バンコク」。はっきり言って安くはありません。が、時々、宿泊サイトで「 えっ!」というほどのセールス価格が出ることがあります。アタシはこのセールス価格をいつもチェックしながら、いつの日か、を妄想しています。せっかくの旅なんですもの。たまには、贅沢してみませんか。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。