在住者厳選。海以外のクラビ観光のおすすめ&穴場スポット5選
手つかずの自然がそのまま残る、クラビ。ピピ島、ランタ島などの玄関口として立ち寄り、その魅力に惹かれる人も多い。海だけじゃない、クラビの魅惑の観光スポットをご紹介していきましょう。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿
1.この温泉だけを目指してクラビへ来る観光客も!「クロントム温泉」と「エメラルドプール」
クラビタウンから1時間ほどクルマで走り、徒歩で公園のような道を歩くこと数分のところに「クロントム温泉」はあります。段々畑のようになっている自然の石灰岩でできた川に、源泉掛け流しの温泉が流れており、とても明光風靡。ジャングルのような木に囲まれ、温泉温度も38℃と適温。ピーク時には、観光客や現地タイ人などたくさんの人で混雑しますが、それでもここで過ごすひとときは、アタシたちも地球の一員だと思い起こさせてくれる、自然に囲まれた貴重な温泉です。水着着用必須。更衣室はないので、水着着用で出かけましょう。
国立公園のなかに位置する「エメラルドプール」。その名の通り、エメラルド色をした自然にできたプールのような池です。こちらは温泉ではありませんが、温泉で熱くなったカラダを冷ます感覚でつかります。このさらに奥には「ブループール」というさらに魅惑的なプールが。こちらは、12月~2月まで(年によって異なります)限定オープン。天候によっては、立ち入り禁止となる場合もあり「エメラルドプール」よりも神秘的で、森の奥深くにあることから、幻のプールとも呼ばれています。
【「クロントム温泉」「 エメラルドプール」へ行き方】
ツアーが便利です。詳しくは最後に紹介していますので、そちらをご覧ください。
【クロントム温泉】
【エメラルドプール】
2. 1237段の険しい階段を登ると絶景が。「ワットタムスア( タイガーケーブテンプル)」
昔、虎が住んでいた、という逸話を持つ「タイガーケーブテンプル」。朝日を望み、参拝したい、とタイ人の友人と早朝に待ち合わせて、出かけました。ちなみにこのタイ人友人はイサーンに住んでおり、彼がクラビで観光したのはこの「タイガーケーブテンプル」のみ。
そのくらいこの寺は有名で、クラビに住む日本人女性も、この「タイガーケーブテンプル」に、1週間ほど修行に入ったことがあると聞きました。
早朝とはいえ、やはり1237段の階段はキツイ。が、昇り降りする人が多く驚きました。途中、何度かあきらめようと思ったものの、降りて来る人すべてが「素晴らしいよ、てっぺん」というので、なんとか登頂。ご来光も拝め、この景色。頑張って良かったですが、最初で最後だと思います。あまりにもしんどすぎて。が、チャレンジする価値はあると思います。
【ワットタムスア( タイガーケーブテンプル)への行き方】
由緒あるお寺なので、短パンや肩を見せる服装は×。「タイガーケーブテンプル」行きのソンテウがあります。「クロントム温泉」「エメラルドプール」と一緒に回るツアーで行くと便利です。
3. 小さな川の入り口をぬけると、そこは別世界。 「クラビ川マングローブクルーズ」
クラビ川沿いを散歩していると必ずボートマンからお声がかかります。クラビ川のクルージング。潮の満ち引きを計算して、マングローブ、洞窟、クラン島、の3カ所を順不同で巡ってくれます。
洞窟が最初のことが多いかな。ボートを止め、上陸すると、はしごのような階段が現れ、その先に洞窟があります。一番奥にある光の差す風景がとても好きで、行く度に写真を撮ります。まるで、天国から陽が差しているような気がして。
そして、圧巻なのがマングローブ。川に浮かぶ小島のなかを行くのですが、360度マングローブで覆われている中を進むのは爽快です。
ここは、珍しい鳥も多く生息しているらしく、NHK紅白歌合戦で有名な「日本野鳥の会」も、マングローブではなく、鳥の観察に訪れたことがあるとか。
この狭い川をボートがすれ違うこともあり、手を振りあったりして、穏やかで、和やかな体験ができます。
【クラビ川 マングローブクルーズ】
川のそばを歩くとボートマンが声をかけてきて値段交渉できます。が、やはりこちらも予約をしてから行くのがおすすめです。
4. ボートでしか渡れない、クルマの走らない、イスラムの島
「コクラン」
マングローブクルーズでこのコクランにも上陸しますが、ゆっくり見てみたくて定期ボートで上陸してみました。島民の通勤通学の足になっており、10名ほどの定員に達すると、ボートが出発します。5~10分おきくらいでしょうか。一度、バイクで渡ってみました。バイクはボートマンが手際よく乗降してくれるので安心です。
小さな島で、バイクで1時間もあれば1周できます。クルマが走っていないので、バイクでもとても快適。小学生らしき少年4人がバイクを乗っているのを見かけました。島のなかではOK!?のようです。
牛や鶏が細い車道をゆったりと歩いていたり、可愛い子供たちが気軽に手を振ってくれたり。まるで、田舎のおばあちゃんちに来たような錯覚に陥ります。お洒落なカフェもあり、そこにクラビでは珍しい、けれども大好きなカオソイ(タイ風カレ=ラーメン)があった時には大感激でした。
【コクランへの行き方】
タウンから、住民の足になっている定期ボートに乗れば片道15B。バイクが一緒でも同料金。ただし、船着き場は少し離れたところにあるので、できれば、レンタルバイクで行くといろいろ回れます。
5.クラビ郊外のアオルックで、鍾乳洞やマングローブを分け入り 「カヌー体験」
クラビタウンから1時間ほど北へ行ったところに位置するアオルック。連なるマングローブ林、雄大な川など、 ダイナミックな大自然そのままの景観が残っています。ここで、小学生以来のカヌーを体験。激しい上り下りはなく、広く、平らな川をガイドとともに(漕ぐのはアタシたちの力だけですが)、渡っていきます。
途中、3000~5000年前に描かれたとされる壁画が残る洞窟へ上陸すると展望台から景色が一望できます。
カヌーは、段差や不安定さがあるため、乗り降りが大変なのですが、ガイドだけではなく、そこにいる人総出でヘルプしてくれます。川を行くときは、危険をまったく感じませんでした。山々と川を眺めながら、美しい大自然と一体となったような気分が味わえます。思わず、大きな声で歌を歌いながら、漕いでしまうほどでした。基本的には二人乗り。ひとりで参加しても誰かと一緒に乗るか、体力に自信があれば、ひとりでも乗船可能です。
【アオルックへの行き方】
こちらはクルマでしか行けません。「アオルックでカヌー体験」は、ツアーでの参加が便利です。
6. クラビで遊ぶなら、日本人経営のツアー代行会社 「さくらツアー」
今回紹介したツアーをすべて取り扱っている「さくらツアー」は、クラビで唯一の日本人がやっている旅行デスク。タイ語に自信があれば交渉も楽しいのですが、安価で希望に沿った魅力的なツアーを紹介してくれ、ツアーの相談を日本語でやりとりができる「さくらツアー」がやっぱり断然便利。フレンドリーな日本人女性が、やさしくていねいにいろいろ教えてくれます。今回「クロントム温泉」「エメラルドプール」の写真を同サイトからお借りしました。
【さくらツアーサイト】
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。
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