タイのドラックストアBoots(ブーツ)のおすすめコスメ5選
サワディーカー!LABタイ語学校です!
タイ全土で展開する「Boots」は、ショッピングセンターをはじめ、スワンナプーム空港にもあるコスメやスキンケアなどが主なストアです。メイドインタイランドを多く揃えているため、日常のケア製品としてよく利用します。店舗によると思いますが、欲しいものを尋ねるといろいろ教えてくれるやさしい店員さんも。「Hair care」「Hand cream」と簡単な英語で尋ねても、わかりやすい英語で答えてくれるので安心です。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿。
1.在住者ならではのおすすめコスメは、スキンケア製品
タイで暮らしはじめて最初に驚いたことは、化粧水がどこにも売っていないことでした。近くのスーパーやコンビニなどで洗顔やシャンプー、フェイスクリーム、ボディクリームなどはすごい種類の品揃えがあるのですが、どうしても化粧水が見つからない。店員さんに聞いてみると「???」という顔をされ、フェイスクリームをすすめられました。
で、いろいろ調べたり、聞いているうちに、どうやらタイ人は化粧水を使わない人が多いということがわかりました。結局、化粧水を見つけることができたのが、ここ「Boots」でした。「Watoson」という同じようなコスメ中心のストアがあるのですが、こちらにもありませんでした。(クラビは田舎だからクラビだけかもしれませんが)どうやら「Boots」はスキンケア製品、「watoson」はメイク商品、と分類がされているようです。
「Boots」で、化粧水のことを「toning water」ということも初めて知りました。化粧水は何種類もあり、まずは、価格の安さで緑の「toning water」を使ってみたのですが、はっきり言ってこれは失敗でした。キュウリ、で出来ているのです。キュウリは身体をクールダウンさせるという効能があるため、年中暑いタイではよいのかもしれませんが、香りが完全にキュウリ。初めのうちは、毎日キュウリの香りに包まれていましたが、慣れというのはおそろしいもので、そのうちに何も感じなくなりました。が、リピートはナシ。
今はこのオレンジのビタミンC配合の化粧水を愛用しています。オレンジの香りもとてもいいですし。美白に敏感なタイ人にもファンが多いようです。「Boots」だけでなく、タイのストアでは、よく「ひとつ買ったら1つ無料」というセールをやっているのですが、それで洗顔と一緒に買うようにしています。
2.タイの花、フルーツ、タイ料理!?の香りや成分のハンドクリーム
タイの強い日差しを避けるために、顔や腕にはたっぷりと日焼け止めを塗っていたのですが、手の甲に塗るのを忘れていました。そのためか、コロナの影響で炊事をよくするようになったせいか、年齢のせいか、すっかりシミのようなものが増えてしまい、ハンドクリームを探しに、「Boots」へ行きました。すごいですね。たくさんの種類がありビックリしました。
スパなどで使っているという効果もあるけど高価なものから、庶民にもうれしい安価なものまで。ケミカルなものは少なく、ココナッツ、パパイヤ、ジャスミンなど天然成分配合のものがほとんどなのもうれしい限りです。
「どれにしょうかなあ」というと、棚の下からテスターを取り出し、ほぼすべてのクリームを塗りたくって試させてくれました。セールで安価なものがより安価になっているものを買って使っているのですが、気のせいか、少しだけシミが薄く、少なくなったような。ベトベトせず、サラッとした使い心地で、かなり気に入っています。
3. おみやげ候補もいっぱい。洒落っ気あり、めずらしいものあり
3-1 トムヤムクンフレーバーの「 ハンドクリーム」
ハンドクリームをいろいろ物色している時に、「日本人に人気よ。お土産にどう?」とすすめられたのが、タイ料理フレーバーのハンドクリーム。カオニャオ・マムアン(マンゴーと餅米のタイスイーツ)は、マンゴーなのでまだわかるのですが、トムヤムクン(海老の酸っぱくて辛いスープ)フレーバーまでありました。残念ながらテストする勇気はありませんでしたが、今度日本へのお土産にチャレンジしてみようかな。
3-2 タイガーバームとハーブ入り「 タイガーバーム」
タイガーバームは、今、日本では手に入りにくいらしく、おみやげとして人気です。何年か前にタイへ旅行で来たとき、蚊にさされたので塗り薬を、というとすすめられたのが、このタイガーバームでした。「Boots」の店員さんによると、蚊に刺されたとき、切り傷すり傷のケアとして、あと肩や背中のコリにもいいとのこと。なんか、万能じゃないですか!
で、よく似たフォルムの隣にある緑色のものを何だ、と尋ねると「ハーブ入りのタイガーバーム」だと。この他、肩や背中のコリに効果的で、タイマッサージにも使われるオイルやクリームもありました。
3-3 やはりタイみやげ人気ナンバー1といえば「 ヤードム」
タイ好きの人にはおなじみのヤードム。アタシは鼻スースーと呼んでおり、おみやげに渡したり、もらったり。日本では花粉症のときにお世話になりました。
「Boots」にはおなじみから初めて見たものまでいろんな種類のヤードムがありました。これを鼻の穴にさしたままのタイ人おばさんを初めて見たときは衝撃的でしたが、今はすっかり慣れました。ここでひとつとっておきの情報を!
鼻の穴に入れて息を吸うという使い方はみなさんご存じだとは思うのですが、これ、ヒトのものをちょっと貸して!というわけにはいかないですよね。ヤードムってご覧のように3分割になるって知ってましたか?一番下に液体が入っている目薬のようになっている部分があり(写真真ん中)、これを指にとり、鼻にすり込むことができるので、ヒト様のものでもお借りすることができます。ぜひ、一度試してみてください。
4.タイでのスキンケアといえばホワイトニング。ハイドロキノンについて
タイ人女性の美白、ホワイトニング意識はとても高く、「美白なら『ハイドロキノン』配合のものを選んでね」とすすめられたことがあります。よくわからなかったので、調べてみると、紫外線から皮膚を守る成分とのことで、イチゴなどの果物やコーヒーにも一部含まれているとのこと。残念ながら「Boots」には、このハイドロキノン成分配合の美白効果のものはなく、尋ねてみると、薬局、ファーマシーならあるかも、と。
で、「Boots」ですすめられたのは、この「NO7」シリーズ。タイ在住庶民には目が飛び出るほど高価なもので、泣く泣くあきらめましたが、しっかりと説明は聞いてきました。ブルーのものは美白のみ、ピンクは美白とアンチエイジング効果あり。
効果は高価なので、考えておきますと丁重に辞退しましたが、顔と首にかけてのパックもあるとのこと。これなら、シェアできるので、おみやげと称して試す方法もあるかもしれない、と思いました。
5. 最後に
タイのドラックストアBoots(ブーツ)にはタイならではのコスメがあり、お勧めの商品も沢山あります。
今回はオススメコスメ5選としてご紹介しました。お土産にも最適です。
スキンケア・化粧水、タイならではのハンドクリーム、蚊除け塗り薬タイガーバーム、同じみヤードム、ハイドロキノン配合のスキンケアホワイトニングなど、特徴的な商品がたくさんあります。
是非みなさんもタイのドラックストア「Boots(ブーツ)」でコスメやお土産など、商品選び楽しんでみてください。
タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。