タイ・バンコクの渋滞に関する8つの事実【知らないほうが幸せ?】
こんにちはLABタイ語学校です!!
タイ・バンコクは交通渋滞の酷さで悪名高い都市ですが、実は交通事故はその上を行っています。
今回はタイ・バンコクの交通渋滞・事故に関わる8つの事実を紹介します。
< タイの問題 >< タイの地理交通 >関連記事
< タイ雑学 >関連記事
< こちらは動画版です >
1. 交通渋滞の酷さに関する3つの事実
午前6時から午前9時までの朝のラッシュでは平均移動速度がわずか15km/h
午後4時から午後7時までの夜間ラッシュの時間の平均速度は約19km/hの場所がある。(チャイワット)
徐行のスピードはおおよそ10km/h以下。
徐行よりちょっと早いくらいの速度で毎日3時間渋滞しているとしたら、もう車で通勤する気が無くなりそうですね。
バンコクの道路の面積はとても小さく、土地全体の約8%分しかない。比較対象としては、人口密度がほぼ近い東京は約25%。
バンコクでは、そもそも道路が少ないのです。
しかもその道路も細かったり、右折できなかったりと不便なことも多いです。
毎日500~1000台の新しい車両が登録され、市の人口の65%が車で通勤している。
タイは世界11位の車生産国です。
アジアの中では、中国、日本、インド、韓国に次ぐ5位です。
続々と車社会化が進むことによってあの渋滞が起こっているのです、
2. 交通事故に関する4つの事実
タイでは、22分に1人が交通事故で死亡している。
毎日66人が死亡。2015年に交通事故死亡者で世界2位になった。
人口10万人に対して年間32.7人が死亡(日本は4.1人)
交通事故の死亡者もワーストクラスです。
なるべく車両での移動の必要ない地域に住むか、電車を使った方が良いかもしれません。
タイのオートバイの運転者及び乗客の死亡率は2016年に世界最高に達し、人口100,000人あたり74.4人が死亡。
タイは酷い交通渋滞を避けるために、車の間を通り抜けることができるバイクやバイクタクシーが人気ですが、バイクに乗るときは注意が必要です。
バイタクに乗る場合はどうにもなりませんが、なるべくヘルメットを貸してもらうようにしましょう。
年末年始は「危険な7日間」と呼ばれる。
2017年12月28日 ~ 2018月1月3日の7日間に3841件の交通事故が発生し、423人が死亡。
タイの交通事故が最も激化するのがソンクラーンと年末年始。
この時期に外出する場合は特に注意が必要です。混み合っていてもなるべく電車を使った方が良いかもしれません。
3. これからの改善が見込める2つの事実
MRTが更に3ライン増加され、交通網の拡大と料金の値下げが予定されている。
政府の目標は2020年に自家用車による都市間移動は59%から40%へ減少させること。
現在、政府は2015年から2022年にかけて交通状況の改善に向けていくつか大きな方針を打ち出しています。
その中でも大きく直接的に影響を与えるのが鉄道網の拡大と料金の値下げです。
今以上に鉄道が広がれば、郊外からの車やバイクの通勤が減りますし、バスよりも電車を使うという選択肢を取る人間が増えます。
数年後には格段に電車が便利な交通手段となり、車両通勤者は減少する見込みです。
交通事故減少に向けて、国際機関から支援されている。
国際連合からは2020年までに交通事故死亡者を2010年の半分にすることを指示されている。
世界銀行を中心とした国際機関から支援を受け、これまで日本等の先進国と同様にヘルメットの装着等を推進している。
急進国の、車社会の発展による交通事故を重く見た国連は2010年に世界中の交通事故死亡者数を半減させる”交通安全のための行動の10年”を宣言しました。
世界銀行の協力の元、先進国で効果のあった改善策が取り入れられていますが、まだ大きな効果は出ていませんので今後の改善を待つばかりです。
4. 最後に
いかがでしたか?
なかなか憂鬱になる情報ばかりだと思いますが、実際に事故が多いということには変わりないのでより安全に気をつけていきましょう。
*こちらのページに記載の情報は2019年11月現在のものです。変更される可能性があります。
< タイの問題 >< タイの地理交通 >の関連記事
【2020年最新版】もう迷わない!タイの路線図のアプリと乗り方!
< タイ雑学 >の関連記事
タイ人の苗字は長すぎる!!そして複雑!!タイの名前事情に迫る
「タイについてもっと知りたい」、「タイでキャリアアップがしたい」そんな思いはありませんか?
LABタイ語学校では、日本語堪能な先生が皆様のタイ語学習をサポートしております。
タイ語を覚えてもっとタイを楽しみましょう!初回体験レッスンは無料で実施しております。お気軽にご連絡ください。