サワディーカー！LABタイ語学校です。

10月の実質タイ無制限入国以来、日本人の旅行者が急増。滞在期間が長い人も多く、2023年3月31日まではノービザでも45日間滞在できる措置のためといわれています。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

1.ノービザでも45日＋30日（更新）＝75日間の滞在が可能（2023年3月31日まで）

現在、観光客を取り込むために、タイはノービザでも45日滞在できる（以前は30日）措置を取っています。滞在先のイミグレーションに行けば、一度だけ更新でき、30日間の延長ができます。なので、日本人がノービザでタイに入国したとしても、実質75日間は滞在することができます。

大手企業など知名度のある会社員などは、規制などがあるためむつかしいという話を聞きます。が、IT関連などコロナ以降リモートでの仕事が主流となった人たちや、フリーで仕事をしている人たちは、寒い日本を離れ、仕事をしながらあたたかいタイで、できるだけ長く過ごしてみようとこの滞在延長期間を狙って来タイする人も多いようですね。

バンコクの場合、イミグレーションの他、ITスクエアシープラザでの更新が可能です。平日の8時半～12時、13時～16時半

●ノービザ更新に必要なもの

・パスポート

・更新料1,900バーツ

・証明写真（6×4cm）

・パスポートのコピー

・更新後１ヵ月間の滞在証明書（agodaなどで１ヵ月分のブッキング証明や賃貸証明など）

ビザ延長手続きに必要な書類の記入、証明写真の撮影、パスポートのコピーなどは、現地でできます。が、あらかじめ準備していっておいた方がいいでしょう。というのも現在、イミグレーションは大混雑しており、書類の不備などがあった場合はもちろん、それでなくても整理券をもらって、次の日かその次の日に来なければならないという現状が起きているようです。

現在、アタシはチェンマイに滞在しているのですが、ちょうど今日、滞在先である友人の娘が、ビザの更新のためイミグレに行ってきました。8時にチェンマイイミグレーションに到着したのに、終わったのが14時。11時には午前中はもう終わりだと受付を締め切られ、さらに午後1時から1時間待ったのだと。ちなみに彼女はタイに５ヵ月ほど滞在予定で、更新期間が切れる1ヵ月後に一度ベトナムに旅行も兼ねて出国。再度ノービザでタイに入国。再び45日間の滞在許可を経て、もう一度更新する予定なのだとか。

【バンコクイミグレーション】

【ITスクエアシープラザ】

2.タイ国外に出て、観光ビザを取って、実質90日滞在するメリットとは

ノービザで75日滞在（更新含む）のか、観光ビザを取って90日滞在（更新含む）のか。15日の滞在を増やす理由とは一体なんなのでしょうか。ズバリ、少しでも長くタイに滞在するため、もしくは、経験のため、のいずれかといえます。先述の友人のように、更新の際の煩わしさがあるもののタイ近隣国、ラオスやベトナム、マレーシアなどに旅行も兼ねて、一度タイ国外を出国して、ノービザで再入国。更新をしてという方法を繰り返す方法もあります。いわゆるビザランですよね。

これは、コロナ以前から厳しくなっているという話も聞きます。空路であれば何度でも繰り返すことができますが、陸路であれば1年間に2度まで、という規制もあるようです。ところが、先日ラオスで観光ビザを取ろうとして失敗した日本人の友人の話（後で詳しく紹介）によると、ラオスからバス、つまり陸路でノービザで国内に入ってもその期限は45日だったとか。大使館の案内にもノービザで陸路でタイ入国した場合は30日間しか滞在期間はないと記されているのに、不思議です。これはあくまでも友人のラッキー体験談なので、参考程度にお考えください。

3.ラオス・ビエンチャンでの観光ビザ取得最新情報

タイの観光ビザを取得するために比較的容易だといわているのが、ラオス・ビエンチャン。それでも今はなかなか厳しくなっているようです。友人からの伝聞ですが、今年、2022年11月の情報ですのでかなり近々のもの。こちらもあくまでも参考までにしていただけると幸いです。

3-1  完全予約制

現在、PCR証明などコロナに関する規制は、タイ同様ラオスは何もないのですが、コロナ前と変わったことは完全予約制だということ。

【ラオスのタイ大使館サイト】

https://thaivisavientiane.com/

まずは、こちらで行く日時の予約を行なってください。必要書類の詳細、申請書のダウンロードができ、さらに行き方など知りたい情報がサイト内に記されています。

3-2 必要書類に注意！銀行の残高証明（英文）を用意しよう

【観光ビザ取得のための必要書類】

1. 記入および署名されたビザ申請書

2.6ヵ月以内に撮影したパスポートサイズの写真2枚

3.6ヵ月以上有効なパスポートまたは旅行書類の原本とコピー（ラオスの入国スタンプのページを含む）

4.適切な資金調達の証拠

5. 1人あたり平均20,000バーツまたは家族あたり40,000バーツの3か月の財務諸表

6.タイ発着の旅程と宿泊施設（飛行機/電車/バスのチケット、ホテルの予約証明など）

観光ビザ申請体験者によるとコロナ以前までは、1.2.3.6だけでよかったのですが、今回新たに4.5、つまり「20,000バーツ以上所持していること」の証明が加わり、その提出ができなかったため申請を断念したそうです。友人は夫婦で申請しており、正確には夫の日本の銀行の残高証明を（英文）をスマホから取得できたのですが、妻の方が地方銀行のものしか持っておらず、英文でのそれを取れなかったのだとか。

「夫婦なのだから夫のものだけでいいのではないか」というと「では結婚証明書を提出しろ」と。もう言っていることがめちゃくちゃで、諦めたようです。なので、日本から行く人は日本の銀行残高証明書を、タイに口座を持っている人は通帳を持って行くようにしましょう。

4.マレーシア・ペナン島で観光ビザ取得のヒント

ラオス・ビエンチャン同様、マレーシア・ペナン島も比較的ビザを取得しやすい場所だといわれていますが、ビザ申請が殺到し、こちらも取得するのはなかなかむつかしいようです。ある知人は「クアラルンプール空港を使っているのに、なぜ、ペナンに来たのだ？」と聞かれたそうです。どういう説明をしたのでは定かではありませんが、たまたまいた日本人に応援してもらい無事観光ビザを取得できたそうです。

ぜひビザ取得体験をしてみたい！と考えている人の少しでもお役に立てれば幸いです。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

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