タイの選挙の不思議2021。選挙カーは大爆音。活動期間が超長い。投票日は禁酒etc.

サワディーカー!LABタイ語学校です。

2月の中旬あたりからでしょうか。爆音の選挙カーが街中を走るようになったのは。日本の選挙活動というのは、開示から2週間程度だったのではないでしょうか。それに比べて「長いなぁ~タイ。いつ選挙なの?」とタイ人に尋ねてみたところ、その答えにビックリ。「3月28日」と。「え~っ、あと1ヵ月以上もこの爆音選挙カーが続くのかー!」と思ったのが、この記事を書くきっかけでした。というわけで、3月28日が投票日のタイの市町村の首長と議員を選ぶ選挙。政治的なことはよくわからないので、日本とは異なるタイの選挙にまつわるエトセトラについてお届けしたいと思います。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

 

1.タイ選挙情報の前に。タイ首相のとんでもネタがテレビやネットニュースに!

 

選挙について情報を探っているうち、突然、ニュースが。日本のテレビやネットでも大々的に取り上げられているようで、その情報を抜粋してみたところ「タイのプラユット首相が、定例閣議後の記者会見で、報道陣に向けてコロナ対策用の消毒液を噴射するという場面があった。有罪判決を受けて失職した閣僚の後任について記者団から問われ『知らない』『なぜ、私に聞くのか』などと答え、さらに記者が質問続けると、マスクで顔を覆いながら最前列の記者に向けて突然消毒液を噴射。『新型コロナをうつされるのが怖いから』『身を守っている』と語りながらスプレーを押し続けた」とあります。

記者会見のなかで記者に消毒液を噴射した、という事実は本当のようで、テレビニュースでは動画まで上がっていました。動画は作為的に切り取られている節もあるように思いますが、タイの一部のマスコミでは少し違うように報道されています。

「2019年に入国管理局長を電撃解任された警察中将が今年2月に警察勤務に復帰した理由を質問された際、プラユット首相が突然マスクを外して記者団に近づき、スプレーを振りまいた。記者が『スプレーが口に入った』と苦情を言うと『殺菌できてよかったな』などと応じた」

うーむ。訳の違いなのか、意図的なのかはわかりませんが、記者に対し消毒液を撒いたのは間違いないようですね。「質問が嫌だからといって、何で突然コロナの話にすり替えて、消毒液を噴射しちゃうの?」という個人的な疑問がありますが、いちタイ在住日本人としては、こんなことでタイの評判を落としてほしくないなぁと思います。現にこのニュースを見た日本にいる家族から「大丈夫か?タイは?」と連絡がありましたから。

 

 

2.タイの選挙カーは大爆音。ウチにまでずんずんプロモーションしてくる

タイの選挙管理委員会が、市町村の首長と議員を選ぶ選挙を3月28日に実施すると明らかにしたのは、今年の1月14日のこと。立候補者の受付は、2月8~12日の4日間。なんと、地方選挙は2014年のクーデター以降で2回目なのだとか。それにしても、開示から投票日まで1ヵ月以上と長いです。

タイで生活するモノとしてちょっと困ってしまうのは、選挙カーのスピーカーから流れる音量が大きすぎること。 何が流れているのかと言えば、 単に音楽です。何かわかりませんが、ちょっとした政策のようなもの!?が、スピーカーから流れてくることもありますが、そのほとんどが賑やかな音楽です。レストランや家で話していると相手の声が聞こえなくなってしまうほどの爆音です。この音楽を流すのって効果があるんですかね。と、ちょっと疑問に思ってしまうほどです。

実は今も家の前まで選挙カーがやってきています。家の中からこっそりと写真を撮りました。たまたま表に出ていた隣の家の人に話しかけているすきに急いで隠れました。というのも前に選挙カーが来たとき、たまたま家の外にいて見つかってしまったからです。ガーッと何かしゃべりながら、候補者が近づいて来たので、手を振りながら、家に猛ダッシュ。なんだかコワくなり、普段は開けっぱなしにしている鍵までかけてしまいました。 ひっそりと目立たないように暮らしたいので、極端にアタシが恐れているだけで、本当は何もコワくないはずなのですが。

先日はレストランで候補者が家族と思われる一団とご飯を食べているところに出くわしました。食べているときはさすがにプロモーションはしていませんでしたが、候補者らしきヒト自ら選挙カーのハンドルを握り、エンジンをかけたとたんに爆音音楽オン。子どもを含む家族らしき一団は別の乗用車に乗り込み、そのまま街中へと繰り出していきました。

 

 

3.タイ選挙投票日前日と当日は禁酒日。なぜ?

仏教の重要な祭日、王族や高僧の服喪期間など、タイには禁酒日があります。これは、正確にいうと「酒類販売禁止日」にあたり、レストランやバーなど公共の場でも酒類の提供はストップされ、休むお店もあります。タイ暮らす前に旅行で来タイしたときなど、たまたま禁酒日にあたったときはガッカリしたものでしたが、家での飲酒は合法的に認められているため、現在は学習し、外で飲むのではなく家でお酒を楽しむようにしています。

この禁酒日のひとつに「選挙投票日の前日と当日」があります。正確にいうと、選挙投票日前日の午後6時から選挙当日の0時までの約2日間が酒類販売禁止となります。これは、選挙のときに酩酊してしまうと正しい判断ができなくなる、酔った状態で選挙に行くことは不誠実である、書き間違えや飲酒運転の防止、飲み過ぎによる投票率の低下を防ぐため、などの理由で法律によって定められています。

つまり、選挙権のないアタシたち外国人は対象外であるため「酒類販売禁止日」のなかでもこの選挙投票日2日間に限っては、酒類を提供してくれるレストランもあります。が、法令に従って提供しないお店、休むお店の方も多くあります。

 

 

4.タイ人に聞いた、タイ選挙にまつわる都市伝説

これはつい先日、タイのある地方に住むタイ人から直接聞いた、ちょっぴりコワイ話なのですが、ひとつの都市伝説として楽しんでいただければと思います。このタイ人の親戚が今回の選挙に出馬していて結構お金が動いているみたいだ、というところから話は始まりました。日本では選挙法で禁止されているいわゆるソデノシタですが、タイではかなり横行しているようです。

今のような経済的にたいへんな状態であればなおさらだよね、という話をしていたところ、これでも、マシになったと。昔、ン十年前は、サツジンジケンまで起きていたと。彼がまだ子どもの頃の話だそうですが、票を巡って、抗争が勃発し、それは何回も繰り返されたと言います。レストランで話をしていてたまたま居合わせたヒトを指差し「彼のお兄さんはそのせいでナクなってしまったんだ」と。ヒョエー。信じるか信じないかはアナタ次第。

 

 

5.タイ選挙からみる政治状勢。総括的にみて平和だと思います

実は選挙のことをあれこれ調べようと、タイ発信の媒体を探ってみたのですが、なかなか出てきませんでした。媒体規制があるのかどうか、その真偽は定かではありませんが、日本であれば、選挙時、特に投票日はテレビや新聞は選挙一色になってしまうし、立候補者の活動やエピソード、歴史や人柄などが期間中に紹介されるので、そんな一端を紹介したいなぁと思ったのですが、残念ながら見つけることができませんでした。ただ、選挙期間にともなう様々な反対活動がにわかに活発している感がありました。が、そんなに大騒ぎするようなことではなく、少々選挙カーの騒音には悩まされるものの、選挙期間中である本日も平和でよかったなぁと思えるタイでの日々であります。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

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