タイ人も日本人も大好き。KFC(タイ・ケンタッキー)メニューを実食リポート

サワディーカー!LABタイ語学校です。

タイではケンタッキーのことをKFCと呼びます。「グリンカレーライスボウル」やソフトクリームなどタイ独自のメニューもあり日本人にも人気。ドリンクは飲み放題、デリバリーなどのサービスも充実。日本に比べて、タイのほうが断然おトクな価格帯も魅力です。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

 

1.KFCのメニューと価格。ドリンクは飲み放題。ソフトクリームが一番おすすめ!?

お昼時にケンタッキーを訪れると、注文カウンターには注文を待つお客さんやデリバリー待ちをする人たち人であふれかえっています。コロナ前はそうでもなかったように感じたのですが、なぜかここに来て人気急上昇。経済的にはよくないタイですが、ファストフード店を含めて、新しくキレイなお店に若いタイ人たちが多くいることを見かけるようになりました。

KFCに限らず、マクドナルドなどのファストフードも含め、タイのチェーン店は、その店舗によって価格が異なります。日本は全国統一なのにね。不思議です。アタシの暮らす地域のKFCは、チキンをふたりでシェアするのにちょうどいいボックスは、ドリンクとフライドポテトもついて99バーツ。よく注文するバーガーとポテトとドリンクのセットも99バーツ。その辛さがちょっとコワくてまだ試したことはないのですが、在住日本人にも人気が高い「グリーンカレーライスボウル」(ポテト、ドリンク付き)も99バーツととてもリーズナブルです。

そして、うれしいのが、セットドリンクはすべて飲み放題なことなこと。紙コップを渡され、ドリンクディスペンサーで、自分自身で入れます。残念ながら、紙コップの質があまりよくないので(わざとなのかもしれない)、何度もおかわりしすぎると、クチャクチャになってしまうのでご用心。テイクアウトする際は、渡された紙コップにドリンクを入れて持ち帰ります。アタシの場合、一度、ドリンクを入れて一気に飲み干してから、再度ドリンクを入れて持ち帰る、というセコイ方法をとっています。

 

それよりも アタシがチキンよりもよく食べるのがソフトクリーム。なんと10バーツです。KFCは、ショッピングセンターのなかに入っていることが多く、ショッピングのあとに、ちょっと座って休憩したい、ちょっとだけ甘いものが食べたい、という時にピッタリ。クーラーがガンガンに効いていますから、さらにショッピングを続けるパワーが出てしまったり、帰路につく際の暑さを軽減したりする際に、必ずといっていいほど寄ってしまいます。どのファストフード店もそうですが、メニューが写真付きで掲げてあるため、指さしだけで注文でき、気軽に手軽に利用できるのもうれしいです。

 

 

2.KFCはプロモーションの上手。そして、デリバリー初注文にトライしてみた

KFCは、とにかくよくプロモーションを行ないます。タイによくある「1buy 2get」つまり、1セットの価格で2セット付いてくる、みたいな場合もあれば、○バーツOFF!といった内容が、店頭はもちろん、インスタやフェイスブックなどのSNSやコマーシャルなど、あらゆる媒体を使ってプロモーションされています。その効果は絶大で、本当に時々とてつもなく食べたくなります。タイによくあるオモシロCMも、何言っているのかわからないのですが、何だか面白く、楽しそうで、おいしそうで、ついついフラフラ~っとKFCに酔ってしまうことも。

 

今もこの記事を書きながら、猛烈にKFCが食べたくなってきたので「Food Panda」アプリで注文してしまいました。実は「Food Panda」初体験。友人宅で友人に注文をしてもらったことはあるのですが、 随分前にアプリは登録していたのですが、 自宅で自分自身でにする勇気がなく、これを機会に初トライ。いやいや、本当に簡単でビックリです。メールアドレスと携帯番号を入れるだけで、住所は勝手にグーグルマップ検索してくれるので、あっという間に注文完了。メニューは残念ながら英語表記ですが、説明部分、例えば「注文はこれで大丈夫ですか?」や「今、商品をピクアップして自宅に向かっています」など、日本語で表示されるので、あまり言葉が堪能でなくても、安心して注文できました。

バーガーのセットを注文したのですが、コーラーはペットボトルのもの。しかもきちんと、キンキンではないものの冷えており、バーガーとフライドポテトもほんのりと温かくて満足。日本に比べると、少しだけチキンが辛く、マスタードがたっぷりと塗られていますが、耐えられないほどの辛さではなく、チキンもジューシーで柔らかくおいしいかったです。価格は店頭のものより40バーツほど高く設定されており、デリバリー料金は10バーツ。店で食べるよりも少々お高めでしたが、この10バーツがあればソフトクリームが食べられますが、まぁまぁ、自宅デリバリーを、KFCデリバリーを初体験できたので、よしとしましょう。

 

 

3.KFCで、タイ人視点を観察してみた

注文カウンター付近はいつも人で溢れかえっていますが、意外と店内に人は多くありません。つまり、ほとんどの人がテイクアウトしています。先日夕方に出かけたとき、家族4人分ほどを持ち帰っているお母さんを見かけました。小学生らしき子どもを学校まで迎えに行って、その帰りに夕食として持ち帰っているのでしょうか。4人分の飲み物をひとつずつ丁寧にドリンクコーナーで入れては、袋に入れてを繰り返し、子どもたちと帰っていきました。

これは、ソフトクリームコーナーも同じで、うちの近所のKFCは、チキンを注文するカウンターとソフトクリームを注文するカウンターが異なるのですが、ソフトクリームを子どもたちが受け取り、ショッピングモール内を歩きながら、食べていました。一方、店内を見てみると、中学生や高校生が中心。アタシたちが学生だった頃と同じですね。デートらしき学生カップルがいたり、男の子同士、女の子同士のグループで、ひとつのセットをシェアして、楽しそうに放課後のひとときを過ごしていました。

タイの不思議なところは、たとえば、外からジュースを持ち込んでも、店員さんが何も言わないところ。いろんな物売りがやってきたりすることがありますが、店員さん含め、オーナーたちも誰も「邪魔っ!」など言いません。先日など、たまたまアタシと話をしていた店のオーナーが物売りが通る道をふさいで立っていて「あっ、ゴメンナサイ!」と謝っていました。20年以上在住している日本人の友人は「タイのKFCは、フォークとナイフで食べるから、誕生日は記念日にヒトが多い」と言っていましたが、今やKFCはタイ人にとって特別なものではなく、日常の風景になっているのかもしれません。

 

 

4.時々食べたくなるなるケンタッキー

30年ほど前にタイにできて以来、人気を保ち続けているKFC。こちらもタイ財閥グループ「セントラルグループ」の経営なので、圧倒的なプロモーション力があるのでしょう。なにはともあれ、時々無性に食べたくなるなるケンタッキーが元気なのは、在住者にとってもうれしい限りです。

 

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

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มีโต๊ะว่างไหมคะ (お客さん)

ミー  ワーン マイ カ?

空いているテーブルがありますか?

 

กี่ที่คะ/กี่คนครับ (店員さん)

ギー ティー カ?/ギー コン クラップ?

人前ですか?/名様ですか?

レストランで使える”会話形式と単語”のタイ語音声と動画コチラ

 

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