タイのバンコク周辺にあり、日系企業が多く入居する大きな工業団地5選!
サワディーカー!
LABタイ語学校です!
皆さんはタイのバンコク周辺にある工業団地についてどのくらい知っていますか?
ご存じの方も多いかと思いますが、タイにはたくさんの日系企業が工場を構えています。
特にアマタシティ工業団地(旧アマタマコーン)は多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか?
それでは今回は、タイのバンコク周辺にあり、日系企業が多く入居する大きな工業団地5選を紹介していきます。
*こちらのページに記載の情報は2020年6月現在のものです。変更される可能性があります。
1. 日系企業が多くあるタイの工業団地について簡単な説明
タイには多くの工業団地が存在します。
その数は約60以上です。
その理由としては、タイは東南アジアのハブとして利便性が良く、賃金も比較的安いことからタイの工業団地には多くの日系企業が進出しています。
中でもタイの工業団地で中心になっている産業が日本の自動車産業です。
また、日系企業の多くがバンコク周辺の工業団地に工場を構えていることが多いです。
2. アマタシティ・チョンブリ工業団地(アマタナコーン)工業団地
アマタシティ・チョンブリ工業団地(旧アマタナコーン)はタイで1番大きな工業団地といえます。
総面積は何と、1200万坪もあります。
1200万坪の大きさを誇るアマタシティ工業団地ですが、2019年5月現在約66%の日系企業が工業団地内に入居しています。
アマタシティ・チョンブリ工業団地多くの有名企業が工場を構えていることでも知られています。
工業団地の特徴としましては、ファシリティの充実さが挙げられます。
日系企業が多く入居していることから、多くの日本食レストランや銀行、病院、ゴルフ場まで完備されており、非常に便利な工業団地となっています。
また、レムチャバン深海港や自動車関係の企業が多く進出しているイースタンシーボード地域へも近いことも利点です。
ちなみに工場を構えることを検討している方は、アマタシティ・チョンブリ工業団地においては用地の貸し出しは行っておらず、基本的に売り出しなのでご注意ください。
以下、参考ページ(以下のサイトから空き工場のお問い合わせも可能です)
https://www.thai-koujyo.com/ie_summary.php?lg=jp&ineid=0004
主な企業
デンソー(自動車部品)、ブリヂストン(タイヤ)、ダイキン(エアコン)、ソニー(オーディオ)、サイアムトヨタ(自動車エンジン)、三菱電機(電気機器)
場所
バンコクから1時間程度の場所に位置している為、通勤アクセス圏内です。
・アソーク駅から57キロ
・スワンナプーム空港から42キロ
・チョンブリー市内から5キロ
・レムチャバン港から46キロ
3. ハイテック工業団地 アユタヤ
ハイテック工業団地は遺跡で有名なアユタヤ県にある工業団地です。
日系の企業も多く入居しています。
そのため、日本食レストランなどのファシリティも充実しています。
現在、アユタヤ地域は注目が高まっている工業団地です。
なぜかというと、ワーカーの確保のしやすさ、賃金水準があまり大きく上昇しないことが理由となっています。
以下、参考ページ(以下のサイトから空き工場のお問い合わせも可能です)
https://www.thai-koujyo.com/ie_summary.php?lg=jp&ineid=0028
主な企業
キャノン、東レ、味の素、ホヤ
場所
バンコクから1時間ちょっとの場所に位置している為、通勤アクセス圏内です。
・アソーク駅から70キロ
・スワンナプーム空港から74キロ
・レムチャバン港から175キロ
4. ロジャナ工業団地 アユタヤ
アユタヤにあるロジャナ工業団地はタイ財閥ウィニットブット家と日鉄住金物産が合弁で立ち上げた工業団地です。
なので、タイで唯一日系企業が20%以上出資している工業団地となります。
日鉄住金物産が立ち上げた工業団地と言う事から、かなり多くの日系企業が入居しています。
また、日本人による徹底サポートもロジャナ工業団地の特徴です。
2011年には大洪水の影響を多く受けたロジャナ工業団地ですが、現在は敷地内全てに堤防が敷かれており、しっかりとした洪水対策が取られています。
以下、参考ページ(以下のサイトから空き工場のお問い合わせも可能です)
https://www.thai-koujyo.com/ie_summary.php?lg=jp&ineid=0048
主な企業
ホンダ(自動車)、ニコン、沖電気工業、オムロン、加賀電子、TDK、パイオニア、東北パイオニア、日立製作所、フジクラ、富士通テン、パナソニック電工、古河電気工業、日東電工、ミネベア、三菱マテリアル、神戸製鋼、住友金属工業、ブリジストン、三洋化成工業、昭和アルミニウム、帝人
場所
バンコクから1時間ちょっとの場所に位置している為、通勤アクセス圏内です。
・アソーク駅から75キロ
・スワンナプーム空港から86キロ
・ドンムアン空港から43キロ
・レムチャバン港から175キロ
5. ナワナコン工業団地
ナワナコン工業団地はバンコクの北隣のパトゥムタニー県にある工業団地です。
1971年に開設され、タイ初の工業団地として歴史のある工業団地となっています。
バンコクから非常にアクセスが良い工業団地であるためエンジニアの雇用がしやすいこと、近隣に多くのワーカーが住んでいることからその他の従業員も雇用しやすい点が利点です。
また、近くにタマサート大学をはじめとする大学があることから学生から認知度のある工業団地となっています。
以下、参考ページ(以下のサイトから空き工場のお問い合わせも可能です)
https://www.thai-koujyo.com/ie_summary.php?lg=jp&ineid=0037
主な企業
ローム(半導体)、パナソニック、NEC、フジクラ、リクシル、日本郵船、タカラトミー、クボタ、日本製粉、セイコー、ソディック(工作機械)、日清食品(カップ麺)、タイテックマツダ(精密プレス)オカモト、アース製薬、8番ラーメン
場所
バンコク都心から1時間ほどの好立地です。
・アソーク駅から46キロ
・スワンナプーム空港から65キロ
・バンコク港から50キロ
・レムチャバン港から150キロ
6. アマタシティ・ラヨーン工業団地
アマタシティ・ラヨーン工業団地はラヨーン県にある大規模工業団地です。
バンコクから少し離れていますが大きな工業団地なので紹介します。
主に鋼鉄・プラスティック関係や自動車関係の企業が入居しています。
また、日系企業の進出も多く、約250社の内の40%が日系企業です。
バンコクからは少し距離がありますが、高速道路等が整備されているのでアクセスはそれほど悪くありません。
以下、参考ページ(以下のサイトから空き工場のお問い合わせも可能です)
https://www.thai-koujyo.com/ie_summary.php?lg=jp&ineid=0005
主な企業
BMW、ボッシュ、AGC、ゼクセル、ダイキン工業、日本合成ゴム、、住友ゴム、、横浜ゴム、、安田工業、
場所
日本人が多く住むシラチャやパタヤが生活圏の距離にあります。
・アソーク駅から114キロ
・スワンナプーム空港から99キロ
・シラチャ市内から29キロ
・レムチャバン港から27キロ
7. 最後に
以上、今回はタイのバンコク周辺にあり、日系企業が多く入居する大きな工業団地5選を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
今回の記事から、タイの工業団地には日系企業が多く進出していることがわかっていただけたかと思います。
ちなみに下記の記事では主に製造業の方が使えるタイ語文を紹介しているのでぜひ覗いてみてください。
今回も読んで頂きありがとうございました。
*こちらのページに記載の情報は2020年6月現在のものです。変更される可能性があります。
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