サワディーカップ！LABタイ語学校です。

バタフライピーという植物を知っていますか？蝶々（バタフライ）のように華やかで美しいことからこの名が付けられたそうです。 タイ語で「アンチャン」 。タイのあちらこちらでキレイな紫色の花を咲かせているのを見かけたり、お花屋さんでも売られています。バタフライピーは、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」が主成分。この天然色素がお茶になると鮮やかなブルーとなり、さらには女性にうれしい、美白、美肌、美髪に効果的で、眼精疲労にもいい、と今、大注目のハーブなのです。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

1.タイ人女性の美しい黒髪は、バタフライピーシャンプーのおかげ!?

実はアタシも、日本で暮らす知人から「バタフライピーシャンプーを送って！」と頼まれたことがきっかけで、バタフライピーシャンプーの存在を知りました。液体のものは日本へ郵送できず、結局、送るのをあきらめて使い始めたのがきっかけで、今ではすっかり虜に。

タイは水道水があまりよくないので、髪がとても傷みます。けれども、なぜ、タイ人女性はキレイでサラサラの黒髪なのだろう、と不思議に思っていたのですが、結構な割合で、バタフライピーシャンプーを使っている人が多いことがわかりました。

アタシが使っているのは、タイ王家が設立した「Chao Phraya Abhaibhubate Hospital（チャオプラヤアバイブーベ病院）」がプロデュースしているコスメブランド「Abhaibhubate（アバイブーベ）」のもの。オーガニックハーブの研究もしているという王家が作った病院のものだから、安全安心ですよね。

使い心地はというと、シャンプーはノンシリコンなので、ギシギシ感が半端なく、どうしようかと思ってしまうほど。が、安心してください。トリートメントでしっとりなめらかになります。バタフライピーは頭皮や薄毛、白髪にも効果的だというので使い続けていますが、何よりも好きなのは香り。ハーブ独特のクセはまったくなくて、爽やかでスッキリとした香りが持続します。

当初はアタシが暮らすクラビで見つけることができず、タイの通販サイト「LAZADA」で取り寄せていたのですが、ようやく、1軒だけ見つけました。クラビ空港近くにある「Lotus（ロータス）」で。昨年の年末にクラビに来ていた知人にそのことを告げると「 お土産に！」と買い占めて、在庫がゼロに。そのせいかどうかわかりませんが、昨年は70Bだったシャンプー＆トリートメントが100Bに値上げされてしまいした。

それでも安いですけどね。この「アバイブーベ」のシャンプー＆トリートメントシリーズは、バタフライピーの他、マンゴスチンなど他の種類もあります。が、やはりバタフライピーが一番人気のようです。バンコクには専門店もあり、ファーマシー（薬局）でも置いているところが多いようです。チェンマイも同じくで、チェンマイ大学構内にも専門店があるとか。観光がてらお土産を買う、というのもいいですよね。

2.鮮やかなブルーのバタフライピーティー。味や効果はいかに!?

こんなにも真っ青な色なので、最初は驚いたのですが、味はクセがまったくなくて、おいしいです。ただ、カモミールやルイボスなど他のハーブティのほうが、香り高く、独特の優雅なクセがあるので、そのイメージがある人には、ちょっと物足りないと感じるかもしれません。

ハチミツを入れたり、レモンを入れて（入れると紫色に変化）飲む方法もありますが、アタシは、タイの甘いお菓子とこのバタフライピーを飲むのがお気に入りです。セイロン紅茶よりもあっさりとしているため、ゴクゴクと飲めます。常夏の国、タイではアイスで飲む場合もあり、これなら食事と一緒に楽しめるかもしれませんね。

さらにうれしいのは、美容効果と体にいい効果。バタフライピーに含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」はブルーベリーの約4倍ものあり、高抗酸化作用があります。これは、目や髪、肌、皮膚にいいだけでなく、ダイエット効果、アンチエイジング効果、血液サラサラ効果などもあるとか。ノンカフェインなので、子どもでも安心です。

3.タイのお土産に喜ばれる、バタフライピーグッズ

タイ王家ブランド「アバイブーベ」以外にも、バタフライピーシャンプー＆コンディショナーは、スーパーやコンビニでも売られていますので、気軽に買うことができます。また「by nature」という天然成分にこだわったタイのコスメブランドの製品も有名で、バンコクの有名ファーマシーなどで取り扱っているようです。

「アバイブーベ」では、バタフライピー石鹸が以前はあったのですが、現在は生産していないようです。が、ノニやグァバ葉などの肌にいい天然成分配合の石鹸がありますので、リーズナブルなハーブ石鹸もいいかも。

あとバタフライピーティーの葉は、スーパーでも売っています。先日、「BIG C（ビッグシー）」で見かけました。

4.バタフライピーティーが飲めるカフェ

4-1 若いタイ人女性オーナーがいろいろ教えてくれる「SignatureThai Herbs & Tea House Cafe and Restaurant」（クラビ）

ハーブティー専門店で、軽いランチもケーキもあります。クラビに最近新しくできたスポットでオープンは2019年。クラビでは珍しい、お洒落できれいなカフェです。若く美しいタイ人女性オーナーが、お茶の効能やおいしい飲み方をレクチャーしてくれます。もちろん、バタフライティーの茶葉も販売。50gで99B。

【 SignatureThai Herbs & Tea House Cafe and Restaurant（シグネイチャー　タイハーブ アンド カフェレストラン）の地図】

4-2 インスタ映え間違いなし！ワット・ポーのすぐそば「Blue Whale Cafe」（バンコク）

涅槃像とマッサージで有名なお寺「ワット・ポー」のすぐ近くにあるカフェ。店名にもあるブルーで統一された店内はとてもお洒落で、3階建てで気持ち良い空間です。バタフライピーで作っている「ブルーラテ」はこのカフェの看板メニューで、インスタ映えすると評判で、タイ人でいつも賑わっています。

【Blue Whale Cafe（ブルーホエールカフェ）の地図】

「ワット・ポー」から徒歩7分。

5.カラダもココロにもいい、バタフライーピーにぜひトライ！

美容大国、タイ。美しい黒髪と美肌美白を追求し続けるタイ人女性に一歩でも近づくために、ご自身のために、友人、家族へバタフライピーのシャンプーとティーはいかがですか。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

LAB thaiko先生のブログ

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