サワディーカップ！LABタイ語学校です。

20数年大好きなタイに通い続け、タイ南部クラビに暮らしはじめて約1年。日本で取得した国際免許証がそろそろ1年の満期を迎えるので、更新をしようと思い、人に聞いたり、調べてみたり。聞いていたのと、調べてみたのと違うことがいろいろありましたが、なんとか無事ゲットできました。

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿

アタシが手続きをしたのはクラビなので、バンコクやその他の地方都市、また、年月や担当者、時期的タイミング、などさまざまな要素によって異なってくると思います。が、実録としてここに記し、参考になれば幸いです。

1.在タイ日本国大使館のサイトを参考に、 クルマとバイクの免許更新

1-1  タイ免許証取得のために必要な書類

「国際免許証からタイ免許証って切り替えられるのかなぁ。取り直さないとダメなんじゃない？」という友人の言葉にドキドキしながら調べると、大使館のサイトには、ちゃんと切り替えることができると記されていました。サイト載っていた必要なものを紹介しておきます。

・申請用紙（運輸局にあり）

・パスポート（原本とコピー1部）

・日本の免許証と日本大使館発行の英文翻訳証明書（有効期限内の国際免許証保持者は、英文翻訳証明者必要なし。ただし、国際免許証原本とコピー1部が必要）

・健康診断書

・日本大使館領事部発行の在留届出証明書（ワークパーミット保持者は必要なし。ただし現住所を記したワークパーミット原本とコピー1部が必要）

・2.5cm×2.5cmの写真　2枚

・手数料　105B

1-2  記されている必要書類と実際との違い

結果から言って、少しずつ違っていました。申請用紙は運輸局の人が必要事項をタイ語で記入してくれました。 アタシはサインと電話番号のみで大丈夫でした。ただし、すべての書類（コピーも含む）の欄外にサインが必要です。（タイは印鑑のかわりに青色ボールペンでサイン）

パスポートは1枚目とVISAページのコピー、日本の免許証のコピー、国際免許証のコピーは２カ所の違うページのコピーが必要でした。写真（おそらく書類添付用）は必要ありませんでした。大使館のサイトにも、去年国際免許証から更新した友人も必要と言っていたのですが。

今年、2020年から必要なくなったのか、担当者が忘れていただけなのかわかりませんが、提出せず。手数料はクルマとバイクあわせて205B、そして免許証用写真代として105B、合計310Bでした。

1-3 クルマとバイク両方取得する場合の注意点

日本でクルマの免許証を取得すると原付免許がもれなくついてくるので、これをバイクの免許と勘違いする人が多いのですが、タイのバイクはほとんど100CC以上。なので、日本で中型以上のバイク免許証を持っていなければ、免許証を申請することも、バイクに乗ることもできません。事故の多いタイでは、最近、警察による検問が増えています。

チェンマイでは、1日に3回も検問にあったという話を聞きました。無免許であればかなりの罰金がとられるとか。バンコクはともかく、タイの地方都市では必要不可欠ではないでしょうか。バイクの免許証を持っていない何人かの友人が、タイでバイクの免許を取得したと聞きました。

話はそれましたが、アタシはバイクの中型免許を持っていたため、クルマとバイクの免許証どちらも申請しました。この際の注意点は、申請書類が別々になるので、コピーが2枚必要だということ。構内にあるコピー屋さんに何度も走ることになります。またまた余談ですが、運輸局内のコピーは高いから、あらかじめコピーをしておくように、とさんざん回りから言われましたが、町のコピー屋さんと同じく1枚1Bでした。

2.タイ免許証を得るための、健康診断書と在留届出証明書について

「 健康診断書」と聞くと昨今の事情により、ドキドキしていましたが、何のことはない「I need my medical certificate for driver’s licence」というと、受付ですぐに血圧を測られ、身長と体重を聞かれ、それを病院側が記入しただけで「健康診断書」がもらえました。場所は町の診療所。開いている診療所であれば、大抵すぐに発行してもらえます。アタシの場合、料金は100B。これは場所によって異なると思いますが、そう違いはないようです。

「在留届出証明書」は、クラビのイミグレーションで取得。バンコク在住者以外、地方滞在の人は地元のイミグレーションでもらいます。こちらも「I need my residence certificare for Driver’s licence」と伝えれば、すぐに発行してもらえました。料金はクラビでは決まっていないようで請求されませんでした。が、別件で必要だったので2枚欲しいというと「only one!」とコワイ顔をして言われたので、握りしめていた100B札を渡すと、すぐにもう1枚発行してくれました。クルマとバイクの両方を同時に取得する場合、「 健康診断書」と「在留届出証明書」原本は1部だけでよく、コピーが2部必要です。

3.タイの運輸局での体験談とアメージングな出来事

実はアタシ、二度運輸局に行っています。というのも時間の問題でした。クラビの運輸局では、新規免許の取得、免許更新、国際免許証からタイ免許証への更新を含め、午前は8時30分から、午後は13時からと時間が決まっていました。プーケットの友人に聞くとプーケットも時間が同じでした。どこの運輸局も差異ないと思いますが、念のために滞在先の運輸局に確認したほうがいいでしょう。

書類提出が無事済むと、次にテスト。アクセルとブレーキがあり、アクセルを踏むと青ランプが付き、しばらくすると赤ランプになるのでブレーキを踏むという簡単なものです。が、驚いたことに、アタシの前に並んでいた女性ふたりが意味がわからなかったのか、立たされて、アタシのアクセル＆ブレーキさばきを見学していました。何がわからなかったのだろう？不思議だ！

そして簡単な色別検査を終えると、1時間フィルムを見せられます。タイ語オンリー。しかも、ずーっと回りっぱなし。 まったく意味がわかりませでしたが、とにかく見ます。 アタシ以外はすべてタイ人で、スマホをいじる人、通話する人などもいて、さすがアメージングタイランド。 前からいる人、後からくる人なども一緒で、1時間をどうやって見極めるのだろうと思っていたら、担当者が呼びに来ました。そして、手数料を支払い、免許証用撮影後、すぐに発行。約3時間の滞在でした。

4.運転してもしなくても。タイ免許証を持つメリット

無事、手に入れたタイの運転免許書。クルマとバイクは別々で2枚あります。期間は2年。タイの免許証はID、身分証明証がわりとなるため、何かと便利です。

基本的には常にパスポートを持ち歩かなければならないアタシたち外国人ですが、免許証があればとがめられることはないし、財布にも入るし。今ストップになっているためまだ試していませんが、郵便局でエアメールを出す時、銀行で両替をする時にも、運転免許証でいってみようかな。用心深いので念のため、パスポートは持っていきますが。

※詳細はこちらを参考にしてください。

【在タイ日本国大使館サイト・運転免許証について】

https://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/license.htm

タイ・クラビ在住のchinagaの寄稿でした。

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